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卒業生部会企画 春の講演会『沖縄のいまを考える』が開催されました

 2017年3月4日(土)に開催された、学内学会卒業生部会講演会「沖縄のいまを考える」では、沖縄タイムスの福元大輔さんを演者にお迎えし、まさに「沖縄のいま」を私たちに教えていただく会となりました。参加者は教職員を除き70名でした。卒業生はもちろんのこと、港区の地域の方々もいらしていただけました。
 「沖縄のいま」を知るためには、なぜ「沖縄」がいまのような状態になったかを知らなければなりません。そこには、太平洋戦争後のアジアの歴史、それに関わるアメリカ合衆国の思惑、さらに日本政府の思惑が複雑に絡んでいることがわかりました。そして「沖縄」は日本のなかでアメリカ軍基地の多くを引き受け、様々な場面で「沖縄」の人々の生活は犠牲にされてきました。「本土」に暮らす私たちは、どの程度「沖縄」の人々の生活を理解していたのでしょうか。改めに考えさせられる講演会でした。
 その後、福元さんと吉原功・社会学部名誉教授と対談、質疑がありました。その中では、「沖縄」と米軍基地に関わる記事を書くマスコミ関係者へのSNSなどによる虚偽の攻撃や風当たりの強さ、まさにfake newsを拡散される日々についてもお話し下さいました。それらは東京で暮らす私たちの耳にはなかなか届かない事柄でした。
 「沖縄」の抱える問題は、実は日本という国が抱える問題であることを、再度自覚することになった講演会でした。

 その後、懇親会が開かれ約30名の方々の参加がありました。福元さんもご参加いただき、講演会では聞けなかった話なども個人的にお聞きできる場となりました。(文責:岡本多喜子学内学会主任)

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