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日々の社会学科ゼミから

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 2015年9月13日に明治学院大学で、国際シンポジウム「ステップファミリーの子どもと大人の未来のために―離婚・再婚後の家族に必要な社会のしくみとは」が開催されました。野沢ゼミでステップファミリーをテーマに卒論を執筆中の私は、昨年のセミナーに引き続き今年も参加させていただきました(昨年のセミナーについては次の記事参照)。
http://soc.meijigakuin.ac.jp/sg/2014/09/post-140.html
 午前中は、主催のステップファミリー支援団体SAJ代表による活動紹介をはじめ、臨床心理学、家族社会学、家族法の専門家の先生方から日本の現状と課題について報告がありました。午後はミズーリ大学のローレンス・ギャノン先生とマリリン・コールマン先生、そしてウェリントン・ヴィクトリア大学のジャン・プライアー先生の報告を聴かせていただきました(プログラムの詳細は次の記事を参照)。
http://soc.meijigakuin.ac.jp/sg/2015/07/post-188.html

 今年は学生スタッフとして運営にも関わりました。SAJ運営委員や先生方とお話する機会も多く、たいへん貴重な経験になりました。新たな発見もありました。特に、離婚後に両親が共同で子どもを監護するアメリカやニュージーランドと一方の親しか親権をもてない日本では、ステップファミリーの抱える問題が異なるなど、家族法制度の重要性に改めて気づきました。
 昨年のセミナー以降、メディアがステップファミリーを取り上げる機会が増えました。それを受けて、コメンテーターのNHK記者の方が、視聴者の偏見を助長しないかたちでステップファミリーを番組で取り上げることの難しさを指摘していました。一方、海外からの報告者はステップファミリーの理解を社会に浸透させるためにはメディアの役割がカギになると論じていたことが興味を惹きました。
 私の学生生活は今年度で終わりますが、卒業後も微力ながらSAJの活動に関わることができたらいいなと思います。SAJのみなさんや登壇者の先生方にこの場を借りて深く感謝申し上げます。
 (野沢ゼミ4年生/奥泉悟史)

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