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日々の社会学科ゼミから

6月8日の授業には、卒業生2名の方々(山下さん、梅津さん)がゲストスピーカーとしてお忙しい中、大学に来てお話をしてくださいました。

山下さんは現在、アニメ「クレヨンしんちゃん」の街として知られる埼玉県にある春日部市中央公民館で社会教育主事として勤務されています。大学での学びが現在へとつながっているというお話を聞くことができました。山下さんは、大学1年生の時に社会学部必修科目「基礎演習」で出会った先生に、「3年生がやっている『実習』の授業に出てみないか」と声をかけてもらったことがきっかけで、大学2年生では3年生に混じりオブザーバーとして授業に参加したとおっしゃっていました。そこで、それとなく気になっていた「地域の教育力」などを問題意識として担当の先生に伝えたところ、沖縄県読谷村での調査を勧められ、実際に足を運ぶようになったとのことです。そこで築き上げた人間関係や学びが、卒業論文や修士論文へと、さらには、この学生時代の出会いと学びが現在の延長線上になっているというお話をしてくださいました。

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一方で、梅津さんは、現在「シン・ゴジラ」にも制作協力した会社に勤務されています。また、在学中から、「カナエール」というイベントにボランティアとして関わっているとのことです。里親家庭や児童養護施設で育った子どもが18歳になり自立していく過程で、経済的理由により夢を諦めることがないように奨学金支援によって、彼らの夢を応援することを目指したプログラムです。奨学金を獲得するために、高校生たちが夢を語るスピーチコンテストに向けた準備支援をしているとおっしゃっていました。梅津さんは今後について、この先にある、自分の夢が実現できる道を模索していきたいとおっしゃっていました。

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今回、お二人のお話を聞き、私自身、自分を見つめ直すきっかけになり、とっても勇気をもらうことができました。山下さんに、「仕事をしていく中で大変なことや嫌なことはたくさんあると思うのですが、どのように対処していますか」という疑問を投げかけたところ、嫌だとか、大変だとかはあまり思わないとおっしゃっていて凄いなと思いました。地域の方から励ましの声をかけていただいたり、会社外での人間関係や、その人たちとお酒を飲んだりしていることで元気になると聞いて、いろんな人間関係を持ち、その人たちとの関係を大切にすることも大事だと学びました。意見をはっきり言い過ぎても周りから批判を受けますが、それでも自分の思いを相手に伝えることができるという姿勢には、情熱やパワーを感じました。

お二人を見ていて、自分の好きなことをやっている方は、とっても生き生きとしていてかっこいいなと思いました。3年生になり、就職のことについて考える機会が増えていますが、就職できるならどこでもいいと投げやりになるのではなく、かっこ悪くてもいいから本当に自分がしたいことが実現できる場所を選ぶことが大切だと学びました。

 (野沢ゼミ3年生 入谷 萌)