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日々の社会学科ゼミから

11月17日、半澤ゼミは横浜巡検を行いました。事前に、ゼミ生は横浜の再生についての論文を読み、色々な時代の地図を分析し、横浜の歴史についての理解を深めました。

当日は、三代目である現横浜駅で集合し、二代目横浜駅の基礎等遺構に行きました。周辺の地形や廃棄された高架また道路の設計などの都市開発の痕跡を観察しつつ、横浜市の都市開発に残った痕跡を発見しに行きました。また、高島町駅の近くにあるR16 Studioという国道16号線沿いの使われていない高架下で展開しているアートスタジオを参観しました。条件は少し厳しいと感じましたが、都市内の芸術空間から横浜市の創造都市計画の成果を直接感じました。

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R16 Studio

そして、横浜再開発計画の中心であるみなとみらいに行き、再開発計画を経た中心部の雰囲気を感じながら、初代の横浜駅である桜木町駅、赤レンガ倉庫と馬車道に進みました。路上には当時の港の駅と税関の遺構また馬車や列車を通す橋や鉄路が残っており、当時の横浜港の繁栄が目の前で再現された感じがしました。

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新港地区

その次は横浜の最初の臨海公園である山下公園に向かい、公園内の構造や周囲の建築物の強烈な異国文化を感じ、また埋め立て地である横浜の歴史をより感じました。明治学院大学の創立者であるヘボン博士の邸跡にも訪ね、開港によって色々な外国文化を受け入れたことで横浜の発展に繋がったと感じ、また我が校の起源も遡れて、嬉しかったです。

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ヘボン博士邸跡

横浜創造都市の一つの中心である黄金町にも行きました。事前にゼミで黄金町の違法風俗街から創造都市への過程についての論文を読んだが、残念ながら時間が遅くなり、アートスタジオなどに入ることができませんでした。しかし、建築物の形だけは違法風俗街時代のままであり、町ごとがアート作品になっており、創造都市に変わっていると見えました。

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路上のインスタレーション

最後の懇親会では、巡検に参加したゼミ生が感想を交わしたり、来てくださったOGの方からゼミや仕事について経験を教えていただいたり助言をいただいたりして、非常に勉強になりました。多くの人と交流を深められて楽しかったです。
 
今回の横浜巡検はとても新鮮な体験でした。以前は残っている鉄道跡や異国の建築物を見て横浜の特色だとしか考えていませんでしたが、今回はより理解が深まって、横浜を歩きながら、横浜の歴史の痕跡を発見しに行くのは、非常に面白いと思いました。他の都市はどのような歴史を重ねて、都市開発が進められたのか、今ままでより興味が湧いています。


他のゼミ生の感想
‐今回は懇親会のみの参加となってしまいましたが、OGの方とお話することができ、勉強になりました。就職を控え、社会人になるための一歩を踏み出せたと感じました。

‐午後からの参加になりましたが、普段は何気なく歩いていたみなとみらいの道を違った観点で見ることができ、鉄道の跡が残っていることに気づくこともできました。黄金町のバザールには次開催されている期間に見に行きたいと思います。

‐地図や歴史資料を見ながら実際に街を歩く、今回のような学習は初めてでした。実際に横浜と桜木町周辺を歩いてみて、昔の鉄道跡を利用する形で今の道路ができていたり、現在の街の姿と歴史がリンクしていたりすることをより理解できて、講義の時とはまた違った面白さを感じました。

(3年 WONG MEI CHING)