今回インタビューに参加してくれたのは、舞台鑑賞が趣味のAちゃんです。
部活をしつつ、大学1年生から空いた時間に様々な劇場に行っていることをよく話してくれます。
そんなAちゃんが最近観たのは、
『ピローマン』。
―劇界隈では今季最大と言われているほど
イギリスの有名な劇作家、マーティン・マクドナーの作品で、
僕たちは大丈夫だ、大丈夫なんだよ――
残酷なおとぎ話が現実へと忍び寄る、マクドナーの傑作を上演今や映画監督としても活躍する、イギリスの劇作家マーティン・マクドナーの代表作の一つ『ピローマン』。架空の"独裁国家"で生活している兄と弟。作家である弟が書いたおとぎ話の内容がやがて彼らの現実を侵食し......。理不尽な体制の中で「物語」が存在する意義とは何かを問いかけます。
2024/2025シーズンのオープニングは、2004年のローレンス・オリヴィエ賞、04-05年のニューヨーク演劇批評家協会賞を受賞したマクドナーの傑作を、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子の翻訳・演出で上演いたします。
というようなあらすじ(HP引用)になっています。
今回のピローマンは物語の力について訴えている他、見方をそのまま受け取っていいのかという疑問も投げかけています。
「今回の作品は演劇のすごさに頭殴られた感じだった。新国立劇場学割が使えるから、12月の白衛軍にも行きたいと思ってる!」と教えてくれました。
そんな彼女からオススメを聞いてみました!
「再演するか分からないけど、いっぱいあるよ。
『ミス・サイゴン』、『ゴースト&レディ』、『SMOKE』、『ファンレター』、『ムーランルージュ』、『RENT』、
『この世界の片隅に』、『VIOLET』、『ラグタイム』、『エリザベート』…全部好き!!
『ミス・サイゴン』と『RENT』は2026年にやる!
『RENT』と『キンキ・ブーツ』は性的マイノリティを、『ミス・サイゴン』、『SMOKE』、『ファンレター』、
『この世界の片隅には』は戦争の歴史を題材にしてるの。
あとは『ラグタイム』は人種差別についてがテーマで考えさせられたな。
小劇場作品、劇団四季、宝塚みたいな大きな劇団も面白いし、大人計画とかヨーロッパ企画とかも面白い!
これから学生演劇も見てみたいし、まだまだ知らないジャンルまで手を伸ばしてみたい。」とおすすめの作品に加え、今後見てみたい作品についても教えてくれました。
現代の諸問題や歴史について演劇から入る楽しさ、面白さが彼女の話から非常に伝わりました!!
皆さんもぜひ演劇に触れてみてください!
私自身も学生のうちに様々な作品を観てみようと思います。
引用URL
新国立劇場「ピローマン」 https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_028632.html
(2024年10月22日閲覧)