明治学院大学社会学部学内学会学生部会(STEP)は、2022年11月3日(木)に行われた白金祭教室発表団体の社会福祉学科金子ゼミにお話を伺いました。金子ゼミは「魅力ある社会福祉学を市民に伝える」をテーマとして研究を行っています。多様性について考える公演で、高校生をはじめ多くの方が訪れ、大盛況でした。
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来客者の方が少しでも社会福祉学を身近に感じられるようにという思いから、教室にはブラック校則の掲示物と福祉的観点から考えることのできる教科書や本がありました。
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ブラック校則とは、人権、健康などを脅かす恐れのある不合理な校則のことです。(教育人材センター https://kyoin.co.jp)この問題について、自分の学校で当たり前だと思っていた校則が、実はおかしかったのではないかなどと考えられることを、ポストイットに書いて貼ってもらう試みを行ったそうです。
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また、ゼミ生の方が独自に作成した絵本が2作品ありました。
1冊目は「ひとつめキャマのコンサート」。
目がひとつしかない主人公のキャマがマイノリティで困っている人にコンサートチケットを配り、コンサートを成功させる話です。多様性をテーマに描かれており、とても心温まる物語でした。
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もう1冊は「おかしなりんご」。
こちらは主人公の「いぬ」がりんごを食べてに変身してしまう話です。この変身によって「男らしさ」「女らしさ」というジェンダー問題を考えさせられる物語でした。
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インタビューに答えてくださったゼミ生の間宮さんは、児童書には福祉的なヒントが含まれていることがあると説明してくださいました。 「スイミー」では、スイミーだけが黒いことから多様性や集団で泳ぐことから社会性を連想させ、見えてくるとおっしゃいました。
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また、人ごとではなく、皆が福祉に関わっているとおっしゃっていました。「中にある福祉」は見えない、気づかないだけで福祉はあらゆるところに存在することに気付かされました。また、社会福祉学科では具体的な支援策を考えること、その状況に合わせて当事者にとって何が必要かを考える必要があると教えてくださいました。
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インタビューにご協力くださった間宮さんをはじめ、金子ゼミの皆さんありがとうございました。