「STEP生にインタビュー!」とは?

STEP生にインタビューは、その名の通り、STEP(学内学会学生部会)に所属する
社会学科・社会福祉学科の学生からの話を紹介していきます!
様々なところで活躍する個性豊かなSTEP生のことが少しでも伝わると嬉しいです✨

今回のテーマ

記念すべき第1回の今回は、ゼミを2つ掛け持ちしている3年生から話を聞きました!!


Q1.所属しているゼミを教えてください。

ー坂口緑ゼミと佐藤正晴ゼミです。

Q2.ゼミを掛け持ちしている人は多くないと思いますが、
   掛け持ちをしようと思ったきっかけや理由を教えてください。

ーまず、私は佐藤先生に教わりたいと思って、この大学に入りました。佐藤先生の専門であるメディアを学んでいる中で、自分で大久保先生の本1も読んでいたのですが、その中にPARCOの事例が出てきました。メディア都市みたいな、都市を形成するにあたってメディアが使われた事例で、都市やコミュニティってそういう作り方もあるんだという気づきから都市社会学に興味をもちました。そこから都市社会学も学びたいと漠然と思いました。それでゼミを掛け持ちすればいいのかというところに落ち着きました。
 身近にゼミを掛け持ちしている先輩が居て、掛け持ちできることは知っていたので、割と気軽に掛け持ちしようかなと思って、佐藤先生に相談しに行きました。佐藤ゼミに入りたいことは、先生にずっと伝えていたので、ゼミ選考の前ぐらいに「都市社会学をやりたくて、ゼミを掛け持ちしたいんですけど」と相談しました。
 都市社会学ができるゼミを探すにあたっては、ゼミ選考冊子を改めて読み直して、坂口先生のゼミがいいなと思いました。あとは、坂口先生が担当している生涯学習概論の授業をとっていて、生涯学習にも興味をもっていました。ゼミではまちづくりやコミュニティについて学べるのもいいなと思って決めました。
そこから再度、佐藤先生と坂口先生にゼミを掛け持ちしていいかを相談して、今掛け持ちしています。

では、ゼミを掛け持ちするときには、取りたいゼミの先生方に確認が必要なんですね。

ーそうですね。掛け持ちできるかどうかは先生によっても変わってくると思うし、スケジュール的に難しい場合もあると思うので、相談・確認は必要です。そういうところも、掛け持ち経験のある先輩に教えてもらいました。

Q3.掛け持ちすること自体に抵抗感や不安はあまりなかったですか?

ーそうですね。結構気軽な感じでした。
あとは、人と違うことをやりたがるところが自分にはあるので、チャレンジしてみようかなという気持ちもありました。

Q4.ゼミに所属する前に考えていたことやゼミ選びに向けて行っていたことはありますか。

ーどのゼミに入るかは、ちょっと特殊だと思うのですが、私の場合大学に入る前から決まっていました。高校生の時に読んだ佐藤先生の論文でメディア社会学に関心をもって、メディア社会学がやりたいし、せっかくならこの論文を書いた先生に教わりたいと思って明学を選んだので、佐藤先生のところで学ぶことしか考えていませんでした。なので、逆に「ゼミ選考で落ちたらどうしよう」というのは考えていました。
坂口ゼミに関しては、授業を通じて興味をもってと割とよくあるゼミの選び方なんじゃないかと思います。
 あと、ゼミ選考の冊子はかなりしっかり読みました。
 選考に関しては、佐藤ゼミの方の課題が少し難しくて、期間としては3か月ぐらいかけました。メディアを一つ取り上げる必要があったのですが、そのときもほかの人が選ばなさそうなものを選びました。なので、文献探すのにも苦労して、他の大学のサイトを見ることもありました。かなり掘り下げて調べたので、自分にとってすごく大きな挑戦にもなりました。就活の場でもよく話しています。

ゼミ選びが一種のガクチカになったのですね。

ーそうですね。私は、ゼミ選考でのことをガクチカに使っています。

Q5.社会学科の少人数科目といえば、社会調査実習もありますが、履修していますか。

 ー入ってます。松波先生の実習で、とても楽しいですよ。

Q6.ゼミ2つと社会調査実習の両立は大変ではないですか?

ーゼミだけがとか、調査実習だけが大変だとは思わないです。むしろ就活の方が大変ですね。就職活動が合わさっているから大変なだけで、ゼミと調査実習の掛け持ち自体は、そんなに大変ではないと感じています。
ただ、期末の時期は結構大変です。入るゼミや調査実習で変わってくると思いますが、私の所属しているところは、夏休みにも活動があるので、その準備とかもあって課題が多めです。

これからゼミを選ぶ後輩に向けて

事前にSTEPの社会学科2年生から聞いた、ゼミについて聞きたいことについても聞いてみました。
Q7.ゼミでの課題や文献の読む頻度などに興味があるようなのですが、どうですか?

ーこれは、ゼミごとでまったく違うと思います。自分が発表するとき以外は課題が特にないゼミもありますし、たくさん課題が出るゼミもあります。文献を読む読まないもゼミによって違いますね。
ゼミで行うことも全然違うので本当に「ゼミによる」という感じですね。

Q8.最後に、これからゼミを選ぶ2年生にアドバイスなどがあればお願いします。

ー「少しでも興味をもったことはとりあえずやってみる」をおすすめしたいです。特に人と話したり違う視点を知るのが楽しい人にはおすすめしたいです。
 例えば坂口ゼミは、ゼミが始まるまでは、どんな人が集まっているかわからなくて、どんな感じなのかまったく予想が出来ませんでした。でも、蓋を開けてみたらすごく仲良くなって、男女5人で休日にドライブに行くぐらい仲良しです。とても楽しいですね。
 各ゼミの雰囲気はゼミサロン2や先輩からの話から知る機会があるけれど、その年のメンバーは運の部分が大きいと思います。だからこそ、人と関わるのが好きな人にはゼミの掛け持ちもかなりおすすめです。ゼミのテーマや内容に少しでも興味をもったらチャレンジしてみるといいかなと個人的には思います。もちろん、ゼミを掛け持ちしたいことは、事前に先生に相談してくださいね!!
 第一希望のゼミに入れなかった人やなんとなくでゼミに入った人も、私の周りの子はなんだかんだでとても楽しそうにしているので、ゼミに入っておいて損はないんじゃないかと思います。
 ただ、先生との相性は大事だと思います。社会学科は、個性が豊かで優しい先生ばかりなので、2年生の間から質問してみたり雑談してみるといいんじゃないかと思います。すごく世界が広がると思います!
 わからないことが多くて不安だと思うけれど、私でよければ、いつでも答えます!応援しています!!


  1. 大久保遼『これからのメディア論』有斐閣, 2023年. ↩︎
  2. STEP主催の企画。ゼミに所属する先輩から直接話が聞けます。2024年度は9月28日(土)・9月29日(日)に開催予定。詳しくは、以下のチラシをご参照ください! ↩︎

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