アカデミックライティングの基礎は履修した方がいいですか?

アカデミックライティングの基礎の履修については、人によって判断が分かれるところですので、明確な回答は致しかねます。ご参考までに、各講義の特徴をお伝えいたします。

アカデミックライティングの基礎

・講義型の授業です。プリント配布で進むことがほとんどで、個別の添削は想定されていません。

・「演習」と比べて課題や内容の負担は少なく、単位も「明治学院共通科目」としてしっかり計上されます。

・その反面、春学期に「基礎」、秋学期に「演習」というスケジュールで履修すると、大学生として求められるレポートを書けるようになるのが最速でも1年生の秋学期期末になります。

アカデミックライティング演習

・少人数制ゼミ形式の授業です。先生の添削とフィードバックが中心で、レポートの書き方を徹底的に教えてもらえます。

・「基礎」と比べると課題や内容の負担は大きいです。具体的には、提示されたいくつかの新聞記事をもとにして来週までにレポートを書いたり、記事の主張同士を見比べて論評したりします。ほぼ毎週レポートの提出があります。

・成績は中間レポートにあたる「ブリーフ・レポート」、期末レポートにあたる「ファイナル・レポート」、日々の授業態度と提出物です。この2つのレポートは2~3週間かけて執筆し、先生からの添削と評価が返ってきますので、順当に取り組んでいれば比較的単位を落としにくいと言えます。

・春学期に履修すれば、最速かつ確実に大学生として求められるレポートを書けるようになります。一方、「レポートとは何か?」をよく理解しないまま履修すると、成績も成果もいまいちなまま履修を終えることになるので、論理的で帰納的な文章を書くことが得意でなく、かつアカデミックライティング系講義から最大効用を得たい方は、「基礎」からの履修も検討されるといいかもしれません。

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