STEP生にインタビュー!②

「STEP生にインタビュー!」とは?

STEP生にインタビューは、その名の通り、STEP(学内学会学生部会)に所属する社会学科・社会福祉学科の学生からの話を紹介していきます!
様々なところで活躍する個性豊かなSTEP生のことが少しでも伝わると嬉しいです✨

今回のテーマ

第2回目の今回は、絶賛就職活動中の社会福祉学科の3年生からお話を伺いました!!
みっちりロングインタビューをしてしまったのですが、なるべく簡潔にまとめてみたつもりです...
ちなみに、サムネイルの写真は学部の友達とサッカーをしているときの1枚だそうです。

大学での学び

Q1. 所属コース(ソーシャルワーク or 福祉開発コース)を教えて下さい。

― 福祉開発コースに所属しています。

Q2. どのようなことに軸を置いて学んでいますか。

― 資格取得を目指すソーシャルワークコースと異なり、自分の興味関心に応じて柔軟に学んでいくことができることを活かして、過疎地域の福祉政策について学んでいます。卒論のテーマもこれに関連したものにしようと考えています。福祉開発コースでは社会福祉士試験の範囲外となる内容を扱うことができるので、ある意味で偏った履修をすることができる点が大きなメリットだと感じています。

過疎地域の福祉政策について学んでいるとのことですが、かなりニッチなテーマな気がします。どのような授業で学ぶことができますか。

― 地域福祉論や社会政策論などを通して学んでいます。社会政策について触れるとき、過疎地域の話題を避けては通れないので先生も話してくれますね。
 また、社会福祉学科では2年次からゼミ形式(少人数・主体的な授業形態)でフィールドワークをしていきます。昨年は北海道にある、いわゆる限界集落と呼ばれる地域に足を運んで実地調査をしてきました。自分が普段学んでいることを、自分の足で現地を歩いて、自分の目で見て、自分で話して感じることができたのは教科書ともオンラインとも違った、いわゆる「本物の学び」がありました。言語化が上手でなくてごめんなさい。ついでに、ゼミの仲間と遠方に宿泊する体験は連帯感も高まって楽しい思い出にもなりました。

社会福祉学科を選んだ理由

Q3. 社会福祉を学ぼうと思ったきっかけを教えて下さい。

― 高校時代にJRC部(青少年赤十字の理念に則ったボランティア等の活動を行う部活動)に所属していて、活動の中で人を支えることや助けることが楽しいと感じたことがきっかけです。

Q4. 社会福祉学を学ぶことができる大学はいくつかあると思います。その中でも明治学院大学を選んだ理由があれば教えて下さい。

― 実は明治学院大学は社会福祉の世界ではとっても有名なんです。社会福祉学科の源流をたどると日本で最も歴史があることがわかりました。「せっかく社会福祉学を志したからには、いちばん歴史があるところで学びたい」というのが志望校にした理由です。

実際に学んでいくなかで、歴史があることでどのようなメリットがありますか。

― 一言で表すなら「OBが強い」になります。インターンシップなどでNPO法人に行くと、卒業生とかなりの確率で遭遇します。現場で働きながら学ぶ大学院生もいるので、現場と大学との間で常に知識をアップデートしていくことにもつながっているのかもしれないですね。

課外活動とインターンシップ

Q5. 大学の外に出て学ぶことはありますか。

― 授業の一環として社会学科生も参加できるインターンシップのプログラムがあります。1クラス16人程度が4つのグループにわかれて企業にて実習する形式です。
 私は、とある地域の市民活動支援や地域施設間の連携などを行う、割と規模が大きいNPO法人で学ばせてもらっています。そのインターンシップ先の特徴で、高齢者福祉・障害者福祉・子育て支援から施設間連携講習まで参加させてもらうことができているので、1つのインターンシップとは思えないほど幅広い経験ができています。

インターンシップでNPO法人に関わるのと、ボランティアとして関わるのとでは違いはありますか。

― 大きな違いがあります。ボランティアでは関われる範囲がある程度限定されてしまいます。それに対して、インターンシップでは法人の運営という根幹から現場での活動に至るまで参画することができます。

得られたスキルなどはありますか。

― 一般的な内容になってしまうのですが、メールや電話といったビジネスマナーを学ぶことができました。1つの活動でたくさんのことを学べた経験から、これからインターンシップを考えている人には、ぜひ業種を絞りすぎずに参加して、自分の視座を高く持つ経験をすることを勧めたいですね。

STEPについて

Q6. 1年生の頃から積極的に参加している印象ですが、そもそもSTEPに参加した理由はどのようなものだったのでしょうか。

― 大学に入学した2022年4月当時、コロナ禍真っ只中で各サークルがSNSでしか情報発信ができていない状態でした。なかなか実情がわからず、どこに入ろうかものすごく悩みました。そんなとき、STEPは履修相談をX(当時Twitter)のスペースで行っていて、先輩方の献身的な雰囲気に誘われて入会を決めました。また、「学部生のためになることをしよう」という活動内容も、人のためになることが楽しいと感じる自分にとって合っていました。

Q7. STEPに入ってよかったことはありますか。

― 大学生活では先輩後輩の縦のつながり、同じ学部の友達という横のつながりがつくれました。社会福祉学科に所属している自分にとって、社会学科生と話す機会はSTEPに入っていなかったらなかったと思います。
 また、就職活動にも大きく役に立っています。特に面接では「明治学院大学 社会学部 学内学会 学生部会」という長い正式名称がひっかかりになって話を広げることもできますし、活動内容もかなり誇れるものだと自負しています。意外と役に立つのがたくさん写真があることですね。大学生になると、特に男性に多いと思うのですが、自分が写る写真が少なくなります。それでも就職活動では「自分らしい写真」の提出を求められることがあるので、写真をパシャパシャ撮ってくれるSTEPには感謝しています。

写真を撮られる機会が多いのは、STEPが名前から何をやっている組織か伝わりづらいので、活動内容を宣伝していく必要に迫られている事情もありますね...
活動のなかでよかったと思うことはありますか。

― これはSTEPに社会福祉学科生が少ないという事情と裏返しになる部分で、自分の裁量権が多かったことがあります。1年生のうちから先生方にインタビューする機会も作ることができて、学内のつながりをつくるのにかなり役立ちました。
 それと、チャレンジしやすい環境には助けられました。学部の下部組織のような位置づけであるため、先生方や卒業生の方々の後ろ盾がしっかりしていて、金銭的にも人的にも企画に対して手厚いサポートをしていただけます。それでいて、学生部会はかなり独立して自由に活動をすることができているので「普通に楽しいサークル」としての思い出も作れますね。

Q8. 先ほど挙げていただいたように、STEPでは社会福祉学科生が少ない現状があります。改善するために私たちにできることがあれば教えて下さい。

― 魅力を伝えられていないことがいちばんの問題だと思います。社会学科生に向けたイベントはたくさんあるのに対して、社会福祉学科生に向けたイベントや企画は多くなく、特に新入生に対しての露出が少ないですね。社会福祉学科独自の企画や、新入生を対象としてイベントをつくることが改善の大きな助けになると思います。

メッセージ

Q9. 社会福祉学科の後輩に向けて伝えたいことがあればお願いします!

― 3年生になるとインターンシップなど、学外の活動でかなり時間が取られます。特に就職活動に関わると、平日に大学の外にいなければいけないことが多いので、単位は早めに取っておくことをおすすめします。

単位を早く取るために工夫したことがあれば教えて下さい。

― 私は1・2年生のときに取れるだけの授業を取るようにしました。正直に言うと、1年生のときが最も忙しかったです。
 当時は、遅い時間の授業も取るために普通のアルバイトをしていませんでした。それでもお金は必要なので、週末や長期休みに単発のアルバイトをたくさんすることで補っていました。少し変わった方法かもしれませんが、有効な攻略法だったと今でも思っています。

Q10. 社会福祉学科の仲間に向けて伝えたいことがあればお願いします!

― STEPはいい人が多くて、とても楽しい場所なので、ぜひ入会してみてください!

無理やり言わせたようになってしまってごめんなさい(笑)
本日はありがとうございました!

― とんでもないです!ありがとうございました!

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