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第20回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会

当事者に学ぶ社会福祉実践PartⅡ

明治学院大学社会学部付属研究所主催

第20回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会を下記の通り、開催いたします。本テーマに関心をおもちの社会福祉実践に携わる皆様、奮ってご参加くださいますよう、ご案内いたします。基調講演のみの参加も受け付けますので、各項の『基調講演オープン参加』の欄をご参照ください。

1.開催日時   2006年11月11日(土)
    ①基調講演     9:45~11:30
    ② ワークショップ 13:00~16:20
    ③ 全体総括 16:30~17:00

2.会場 明治学院大学 白金キャンパス (東京都港区白金台1-2-37)

3.対象と定員
  対象は、原則として、現在社会福祉の諸領域にて実践活動を行っている方です。
  各ワークショップの定員は20名、研修会定員は計60名です(先着順)。

    『基調講演オープン参加』は、関心のある方なら、どなたでも参加できます。
    研修会定員とは別に、定員50名で、先着順にて受け付けます。

4.参加費 
  研修会(基調講演とワークショップ)参加の場合 3,000円
  申し込み受付後、振り込み用紙を送付しますので、事前にお振り込みください。
  参加費振り込み後の返金には応じられませんのでご了承ください。

  『基調講演オープン参加』は、参加費1,000円です。
  当日受付にて、お支払いください(申込要)。

5.申込方法   申込受付開始:2006年9月13日より
  参加希望のワークショップをひとつ選び、申込用紙の所定事項を記入の上、ファクス・Eメ-ルにて当所へお送りください。折り返し、振り込み用紙をお送りします。参加費入金確認後、受講票をお送りします。定員になり次第締め切ります。

  振り込みの控えが領収証となります。改めての領収証発行はできませんので、ご了承ください。
  『基調講演オープン参加』TEL・ファクス・Eメールにて、当所へ直接お申し込みください。その際、「基調講演オープン参加」の旨お申し出ください。

6.研修プログラム
研修テーマ 当事者に学ぶ社会福祉実践 PartⅡ

  昨年度、同テーマで開催したところ、さまざまな当事者からお話を聴いてみたいという参加者の要望が多数あり、その後、ソーシャルワーカーに向けてプログラムを提供したいという当事者とも出会いました。そこで、今年も本研修会は、「当事者に学ぶ社会福祉実践PartⅡ」として、当事者主体、当事者参加を実現するためのソーシャルワーク実践のあり方について、講演とワークショップを通じて考えることにしました。

●基調講演テーマ  当事者研究のすすめ

講師 社会福祉法人浦河べてるの家理事/北海道医療大学助教授 向谷地(むかいやち) 生(いく)良(よし)
      社会福祉法人浦河べてるの家メンバー

<向谷地生良氏プロフィール>
1978年3月北星学園大学卒業、1978年4月より浦河赤十字病院医療社会事業部にソーシャルワーカーとして勤務。2003年4月より北海道医療大学看護福祉学部助教授として勤務。
1984年4月に「浦河べてるの家」が発足。
べてるの家の実践により、1997年北海道精神保健功労賞、1999年度日本精神神経学会第1回医療奨励賞、2000年度若月賞(代表川村敏明医師)を受賞。
活動の内容は、TBS「報道特集」・「筑紫哲也NEWS23」・NHK「ETV8」にも取り上げられている。

著書等:   *著書の一部について、研修会当日 販売を予定しています。
  「べてるの家の本」べてるの家の本制作委員会編
  「べてるの家に学ぶもの-鼎談集」博進堂文庫
  「べてるの家の歩みから」同時代プロジェクト編
  「べてるの家の『非』援助論」医学書院 その他多数
  ビデオ「ベリーオーディナリーピープル」、「シリーズ・精神分裂病を生きる」

(コーディネーター:明治学院大学 八木原律子)

●ワークショップA
難病ALSといきる-当事者と家族に学ぶ生活支援-

講師:    NPO法人わの会理事長 佐々木 公一
デイサービスりんりん施設長 佐々木 節子
東海大学専任講師 /NPO法人在宅ケアを支えあう会理事長 下西 潤子
(コーディネーター:明治学院大学 杉山 佳子)

筋萎縮性側策硬化症は運動神経が壊れ、そのためにほぼ全身の筋肉が徐々に萎縮して身体が動かなくなっていく神経難病のひとつです。日々の生活を介護者に委ねることになります。

患者である佐々木公一さんとご家族をお迎えし、当事者の思い、家族の思い、介護者の思いについてそれぞれの立場でお話いただき、生活支援について考えたいと思います。

発症から、告知 患者会との出会い、そして、NPO法人の結成にいたる経緯、具体的な介護における要望、社会制度についてのご意見などをお聞きし、当事者とその家族への支援について今できることについて考えます。

ロールプレイでは文字盤による意志伝達、聞くこと、伝えることの重要性と難しさについて実感したいと思っております。

当事者の発信を通して支援の輪は次第に広がっていますが、より利用者本位、自己実現を目指す社会福祉実践のために、学びの時を持ちたいと思います。

●ワークショップB
日常に潜む虐待について考える

講師:スタジオIL文京 村山 美和、他1名
(コーディネーター:明治学院大学 森 玲子)

自立生活(じりつせいかつ)センタ(せんた)ーは、障害(しょうがい)を持(も)つ者自(ものみずか)らが運営(うんえい)する団体(だんたい)です。重(おも)い障害(しょうがい)があっても住(す)みなれた地域(ちいき)で安心(あんしん)して暮(く)らしたいとの想(おも)いを実現(じつげん)するために活動(かつどう)しています。

スタジオ(すたじお)IL文京(ILぶんきょう)は、ピア(ぴあ)・カウンセリング(かうんせりんぐ)や自立生活(じりつせいかつ)プログラム(ぷろぐらむ)、介助者派遣(かいじょしゃはけん)(365日(365にち)、24時間(24じかん))などの様々(さまざま)な活動(かつどう)を通(つう)じて、同(おな)じ地域(ちいき)に住(す)む障害(しょうがい)を持(も)つ者(もの)、持(も)たない者(もの)がお互(たが)いの交流(こうりゅう)を深(ふか)め理解(りかい)し合(あ)いながら、より住(す)みやすい地域(ちいき)づくりを目指(めざ)しています。

ワ(わ)ークショップ(くしょっぷ)『(()日常(にちじょう)に潜(ひそ)む虐待(ぎゃくたい)について考(かんが)える』())は、日常(にちじょう)、施設(しせつ)などで当(あ)たり前(まえ)に見(み)られる光景(こうけい)のウラ(うら)にある支援者(しえんしゃ)の“なにげなさ”について、考(かんが)えるワ(わ)ークショップ(くしょっぷ)です。具体的(ぐたいてき)なロ(ろ)ールプレイ(るぷれい)を通(つう)じて、支援者(しえんしゃ)のかかわりが、プレッシャ(ぷれっしゃ)ー、不安(ふあん)を巻(ま)き起(お)こしているかもしれない現実(げんじつ)について、一緒(いっしょ)に考(かんが)えます。

●ワークショップC
経験者から学ぶ病気の子どもたちへの生活支援

講師:小児がんネットワークMN(みんななかま)プロジェクト代表 小俣 智子
(コーディネーター:明治学院大学 平野 幸子)

子ども時代の大きな病気(例えば、小児がんや慢性的な疾患、後遺症を残す疾患など)の経験者たちは、治療の日々を過ごしながら、どんなふうに成長していったのでしょう。治療のために、勉強に十分にとりくめないあせり、お友だちに会えないさびしさ…なによりお父さんやお母さん・きょうだいと会えないつらさ、そして、将来への心配や死のことも頭をかすめたかもしれません。子どもの親も、療養生活を支えるために様々な生活課題を抱え、きょうだいも病気のきょうだいを支えるために我慢したり、淋しい想いをしたり。子どもの病気から派生する生活課題は、子どものおかれたライフステージによって異なるものの、成長と並行して行われる治療やその苦痛、将来への影響の不安、親やきょうだいなど取り巻く人々の生活課題でもある点で、多層的重層的です。現在経験者によるセルフヘルプグループを起点に、子どもの病気に伴う課題について社会への発信を試みる小児がん経験者から、大きな病気に立ち向かう子どもやその親、きょうだいへの生活支援のあり方について学びたいと思います。

 

詳細及び申込先:明治学院大学社会学部付属研究所
〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37    Eメール issw@soc.meijigakuin.ac.jp
  TEL03-5421-5204・5205  FAX03-5421-5205

 

※ 個人情報の取扱いについて

明治学院大学社会学部付属研究所では、参加者の皆様の申込時における個人情報については、「学校法人明治学院個人情報保護方針」に副って厳重に管理いたします。これらの個人情報は、明治学院大学社会学部付属研究所の「社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会」ご案内用としてのみ利用いたします。第三者には提供いたしません。

 

<明治学院大学 白金キャンパスへの交通>

東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台駅」「白金高輪駅」、都営地下鉄浅草線「高輪台駅」より徒歩約7分  JR・京浜急行「品川駅」高輪口下車、都バス「目黒駅」行で「明治学院前」下車 JR・東急「目黒駅」東口(ロータリー側)下車、都バス「大井競馬場」行で「明治学院前」下車

 

申し込み
*以下を、FAX03-5421-5205またはissw@soc.meijigakuin.ac.jpへ送信してください。
メールの場合は以下の項目をすべて書いてお送りください。

 

2006年度 第20回社会福祉実践家のための臨床理論・技術研修会 申込書
■氏名(フリガナ)


■明治学院大学卒業生の場合
(西暦)    年度 卒業

■所属先


■ 所属先における職名 ■社会福祉実践家としての経験年数
                                    年

■ 資格(おもちの資格に○をつけるか、おもちの資格名を、その他(  )にご記入ください)
社会福祉士 精神保健福祉士 介護支援専門員 介護福祉士 保育士 その他(        )

■ 所属先住所 〒


TEL      FAX     Eメール
■自宅住所 〒


TEL      FAX     Eメール
参加希望のワークショップ             (必ず○を付けてください)
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