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社会学部長
大瀧 敦子

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

新入生の皆さん 入学おめでとうございます。
今年の桜が、ひと際美しく見えるのは私だけでしょうか?暖かい日差しとともに、心が和らいでいくのを感じます。

2020年は、生活の様々な局面で我慢を強いられた1年間でした。特に、年末から年始にかけCOVID-19の感染が拡大したこともあり、閉ざされ暗い雰囲気に包まれた冬であった印象が強いからでしょうか。新入生の皆さんも、受験勉強に加え、入学試験の実施方法も流動的に語られる中、例年にはない不安を抱え過ごした冬であったと思います。

2021年度はいつもと違うとはいえ、皆さんがキャンパス内に足を踏み入れる形で入学式を行えることに、ひとまずはほっとしています。これから始まる授業についても、対面式が維持できるよう、これ以上の感染拡大が起こらないことを祈るばかりです。

とはいえ、オンラインでの授業も組み込まれていますので、個人で使用できるコンピューターやデバイスの確保、キャンパス以外でのネット環境の確認に加え、本学の学習管理システムmanabaの利用法などなど、授業開始に向け新入生には多くの新しい体験が待っています。

大学でまず出会うことになる高校との大きな違いは、お仕着せではなく、自身での授業登録を伴う独自の時間割づくりでしょう。時に面倒と思うこともあるでしょうが、このような一つ一つの体験が、自立した大人になっていくための過程であるとも言えます。

大学の4年間は、講義やゼミでの学びが重要であることは言うまでもありませんが、従来の保護された立場から、自分で情報を集め考え、選択し行動していくといった自立の過程に入ったことも、同じように重要な意味を持っています。「自立」とは、今巷で流行の「自己責任論」のような単純なものではないはずです。感染症問題まで、個々人の行動規範の問題であるかのような狭窄した議論に終始しがちである日本社会の現状には少々辟易させられます。そんな社会の在り方について考察することは、「あなたにとっての自立とは何か」という問いについて考えることから始まるのではないでしょうか。

4年後の「大人な自分」を思い描いて、さあ、新学期を始めましょう!