明治学院大学

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社会学部

大学院 社会福祉学専攻

大学院 社会福祉学専攻

社会福祉学専攻

人間の尊厳を科学する思考の広場への誘い

社会福祉学専攻の歩み

文学研究科社会福祉学専攻として発足した本専攻は、社会学部社会福祉学科の90年を超える長い歴史と伝統の上に培われ、すでに60年を超える歴史を誇っています。本専攻は人びとの複雑・多様な生活課題に対応する社会福祉の政策と実践に貢献し、かつそれらの議論を深め社会福祉学の発展に貢献するため、充実した教授陣のもと丁寧な研究指導によって社会福祉研究者の育成に取り組んできています。本研究科の卒業生の多くが社会福祉の第一線の研究者として活躍しています。さらに社会人入試制度により、社会福祉の実践現場等に関わるリカレント学生を積極的に受け入れ、社会福祉の現場に貢献する教育と研究の活性化に努めています。

社会福祉学専攻の特徴

■社会福祉学専攻の教育目標(学則)

《前期課程》
多様な社会問題をかかえる現実社会に対応するため、社会福祉学の体系的な学修を通して研究課題を設定し、社会福祉学に関する高度で専門的かつ科学的な思考方法と知識および技術を修得すると共に、ソーシャルワークの視点から人間全般に対する深い教養と総合的な捉え方のできる人材の養成

《後期課程》
現代社会、国際社会において複合的に発生する多様な形態からなる社会問題に対して、研究課題を設定し、社会福祉学に関する各専門領域の学問研究を深耕しながら社会に貢献できる自立した研究能力の養成

■社会福祉学専攻のアドミッションポリシー

《前期課程・後期課程》

  1. 求める人材像
    1. 社会福祉学の高度な研究に取り組む上で、学士課程等(博士後期課程にあっては博士前期課程または修士課程)で修得すべき基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力等を身につけている。
    2. 本学の教育理念である"Do for Others(他者への貢献)"を理解し、現代社会に生起する様々な問題への鋭い洞察力をもち、大学院において社会福祉学のさらに専門的な理論・概念・方法を真摯に学び、共生社会の担い手である教育研究者または高度専門職業人として社会に貢献する意欲と可能性をもっている。
    3. 博士前期課程にあっては、上記のほか、とくに次の資質を持つ学生の入学を期待する。
      1)社会福祉学に関する各専門領域の学問研究を体系的かつ計画的に学修する能力を持ち、人間全般に対する深い理解に立ち、専門的な実践力と思考力を備えた人材の養成に理解を示すことができる者
      2)ソーシャルワーカーのためのリカレント教育として入学する者にあっては、実践を研究に発展させる学びに主体的に取り組める能力を持つ者
    4. 博士後期課程にあっては、上記のほか、とくに次の資質を持つ学生の入学を期待する。
      1)自分自身の中での問題解明が出来る者
      豊富な知識を持っていることは前提であるが、高度な専門研究では、その知識が自分の生活の中で自分のものになっているかが重要であり、自分自身の研究上の立ち位置が明確な者
      2)研究への強い意志を持つ者
      社会福祉学においてこれまで蓄積されてきた専門的知見は膨大である。先行研究を修得していくには、多大な時間と労力を充てる必要がある。また、社会福祉学の研究者として、自分自身の新たな研究領域を開拓するには現実分析の努力も求められる。こうした研究への強い意欲のある者
      3)積極的に研究成果を発表する者
      大学院は単に既存の知識を吸収するだけの場ではない。多くの先人によって蓄積された知、すなわち他者の表現に触れる者は、そこから新たな自分の表現を生み出す権利と義務を持つ。時代の先端に立つことを恐れず、自らの研究成果を発表する気概を持つ者
  2. 入学者選抜の基本的方針
    上記「求める人材像」に掲げる基礎的な能力、意欲および資質をもっているか否か、を評価する。
  3. 入学者選抜の種類と評価方法
    1. 入学者選抜にあたっては、「筆記試験」および「面接試験」を行い、「入学者選抜の基本方針」に則って評価する。
    2. 「筆記試験」では、学士課程等(博士後期課程にあっては博士前期課程または修士課程)で修得すべき基礎学力の有無を重点的に評価する。「面接試験」では、教育研究者または高度専門職業人として社会に貢献する意欲と資質を重点的に評価する。

*なお、社会福祉学専攻のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーは<明治学院大学大学院のホームページ>をご覧ください。

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