11/1〜11/3の三日間にわたって行われた白金祭に参加しました!
今年の白金祭のテーマは、「CARNIVAL~夢、その未来へ~」。カーニバルのように華やかで楽しく、楽しい祝祭の雰囲気を感じてほしいという意味が込められたテーマです。私たちSTEPも白金祭を盛り上げるべく、縁日を開催しました。
縁日では「型抜き・ヨーヨー釣り・輪投げ」の3種目を行い、さらに昨年度大好評だった社会学・社会福祉学に関するクイズを今年も上映しました!
昨年度上映したものに加えて新たな問題を作成し、先生方のご助力のもと社会学部学内学会の名にふさわしい内容に仕上げることができました。

お客さんの楽しそうな声だけでなく「この問題の答え、スティグマだよね」といったクイズに関する話し声も期間中たくさん聞き、とても嬉しい気持ちになりました。
また「社会学部ってどんなことをしているの?」などの学部に関する質問をいただいたり、機関誌「STEPs」を手に取ってくださるお客さんを見かけたりすることも多く、団体としての意義を強く感じました。
白金祭に向けての準備は大変なこともありましたが、それ以上に達成感を感じる白金祭でした。先生方をはじめとした、お力添えいただいたすべての方に感謝申し上げます。
(社会学科2年 井坂菜々)
10月25日(土)、卒業生部会と合同で講演会を行いました。
今回は教育と国際交流を軸に活動されている教育者であり冒険家の真崎賢二さんにお越しいただき、これまで経験されたことや、世界中の人々との交流のありかたについてお話しして頂きました。
真崎賢二さんの講演では、「対話」を重視されていて、学生や教職員含め全ての参加者がそれぞれ感じたことや思いを真崎さんと共有していき、話を深めていくという新しい講演のあり方を体験させて頂きました。
お話の中では「遠慮」をせず「配慮」をするという生き方の重要性や、世界88ヵ国に仲間を作った真崎さんの人間関係の築きかたについて述べられました。
また、世界中の人々との交流の中での「挨拶」の大切さについて述べられ、自身の一つの挨拶から広がった沢山の人との繋がりの経験や、挨拶を受け取ったことによる真崎さんの行動の変化の経験から、自分自身で踏み出す挨拶という小さな一歩があるからこそ大きな縁に繋がるということを教えて頂きました。
参加者同士のまた、真崎さんとの対話の中では、「楽しかったこと」や「苦しかったこと」「好きなこと」を改めて問い直し、それを将来設計に繋げるということも含め多くの意見を互いに共有しました。
今の自分自身を捉え直し、共有しながら真崎さんのお話を聞くことで、より自分の将来に繋がる実践的な学びをさせていただいたように感じました。
講演会は白金校舎での対面とzoomを用いたハイブリッド配信を行い、学生部会7人、卒業生部会2名、学部生2名、教員2名、外部1名、オンライン3名の17名が参加しました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
(社会学科1年山村実結)
2025年8月26日から28日にかけて、山梨県の東照館にて3年生3名、2年生9名、1年生5名の計17名で合宿を行いました。普段の活動ではなかなか時間をかけて議論できないことを合宿というまとまった時間の中でじっくり取り組むことができ、今後の活動の方向性を考える上で大変有意義な3日間となりました。
合宿初日は、到着後に全体でのオリエンテーションを行い、今回の合宿の目的を共有しました。その後は各自でゆっくりと過ごしつつ、移動の疲れを癒しながら翌日からの本格的な活動に備えました。
2日目からは、本格的に各企画に分かれての活動が始まりました。それぞれのグループで企画の方向性を検討し、意見を出し合いながら具体的な形にしていく作業を進めました。普段のミーティングでは限られた時間の中でしか話し合えない内容も、合宿では腰を据えて検討することができ、議論が大きく前進しました。お互いの意見を率直にぶつけ合いながらも協力して進めることで、チームワークの強さを実感できる時間となりました。
最終日は、前日までにまとめきれなかった内容を引き続き詰め、最終的な企画案として形に仕上げました。短期間ながらも集中して取り組んだことで、大きな達成感と共に次のSTEPに進む準備が整いました。

また、今回の合宿は天候にも恵まれ、企画詰めの時間だけでなく、リフレッシュの時間も充実していました。夜にはバーベキューを楽しみ、食事を囲みながら親睦を深めることができました。さらに、花火を行い、思い出を共有することで、メンバー同士の絆がより一層強まったと感じています。
今回の合宿を通じて、企画面でも人間関係の面でも大きな成果を得ることができました。それぞれが感じた学びや気づきを今後の活動に活かしながら、さらに良いチームづくりに取り組んでいきたいと思います。ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

(社会学科2年 秋本洋平)
2025年度 総会・特別講演会を開催しました
6月21日(土)第35回総会と特別講演会、学内学会懇親会を開催しました。
1. 総会
司会は社会学科 2 年生の井坂菜々さん、議長は学内学会主任の明石留美子先生が進行いたしました。
まず、学内学会会長であり、社会学部長であられる新保美香先生にご挨拶をいただき開会しました。
はじめに、2025 年度の役員と運営委員の紹介が行われました。主任教員の明石留美子先生、学生部会委員長の二見綺音さん(社会学科3年)、卒業生部会委員長の堀込伸一氏より各役員や運営委員をご紹介いただきました。
次に、2024年度の報告として、活動報告を、企画担当の佐藤正晴先生、編集関連の報告を、学生部会旧編集長の内野優実さん(社会学科3年)、学生部会の活動報告を、学生部会元委員長の山本朱夏さん(社会学科4年)、卒業生部会の活動報告を、卒業生部会委員長の堀込伸一氏よりいただきました。その後決算報告を、全体会計については明石先生より、学生部会の決算報告を、学生部会元会計の濱﨑麻由さん(社会福祉学科4年)より、卒業生部会会計については、会計監査役の竹村祥氏よりお話いただきました。
続いて、2025年度活動計画を佐藤先生、学生部会委員長の二見綾音さん(社会学科3年)と卒業生部会委員長の堀込氏よりお話しいただき、予算案については、明石先生と学生部会会計担当の大河原陽士さん(社会学科2年)と堀込氏にご説明いただきました。
決算報告、予算案について、参加者全員の賛同とともに、欠席の教員からの委任 17 通をもって、無事承認され、議事を終了することができました。
総会参加者は48名(教職員 8 名、学生 31名、卒業生 9名)でした。
2. 講演会
今年は明治学院大学社会学部学内学会60周年でした。第35回社会学部学内学会総会後会議室にて特別講演会が行われました。講師には本学社会学部社会学科教授である元森絵里子先生をお招きしました。講演会のテーマは『成人式を社会学する――「若者」と「大人になること」の歴史的変遷』でした。
元森先生は、大人と子どもの区別に成人式があると考えていたところ本学教授稲葉振一郎先生のFacebookを通じて在日コリアンのハン・トンヒョン先生と出会い、日本と在日コリアンにとっての成人式文化について本を執筆することになりました。
2024年には「成人式を社会学する」、「はじめての子ども論――子ども観の歴史社会学」の2冊の本を出版しました。
ご講演会後の質疑応答では、参加者の方々の成人式に対しての印象や成人になる人々の社会の関わりについてなど様々な質問が多く寄せられ、より一層成人式のあり方や価値について理解を深めることができました。
講演会の参加者は、61名(教職員 14名、学生 35 名、卒業生 12 名)でした。
講演会の内容にご興味のある方は、後日学内学会から出されるSTEPs、会報をご覧ください。
(社会学科2年 田部真帆)


3. 懇親会
特別講演会後、記念館2階にある大会議室にて懇親会が催されました。
学内学会編集担当の柘植あづみ先生の進行の元、会長の新保美香先生の挨拶の後、学内学会主任の明石留美子先生による「乾杯」で会食が始まりました。
久しぶりの懇親会の開催で、少人数でははありましたが、穏やかに時は進み、卒業生部会堀込伸一氏のご挨拶、会食・歓談の間の立候補によるスピーチを挟みながら、和やかに閉会いたしました。
無事に全てのスケジュールを終えることができましたことを、ご協力いただいた関係者・参加者全ての方々に感謝を申し上げます。
懇親会参加者は25名(教職員15名、卒業生13名)でした。