2025年度 総会・特別講演会を開催しました
6月21日(土)第35回総会と特別講演会、学内学会懇親会を開催しました。
1. 総会
司会は社会学科 2 年生の井坂菜々さん、議長は学内学会主任の明石留美子先生が進行いたしました。
まず、学内学会会長であり、社会学部長であられる新保美香先生にご挨拶をいただき開会しました。
はじめに、2025 年度の役員と運営委員の紹介が行われました。主任教員の明石留美子先生、学生部会委員長の二見綺音さん(社会学科3年)、卒業生部会委員長の堀込伸一氏より各役員や運営委員をご紹介いただきました。
次に、2024年度の報告として、活動報告を、企画担当の佐藤正晴先生、編集関連の報告を、学生部会旧編集長の内野優実さん(社会学科3年)、学生部会の活動報告を、学生部会元委員長の山本朱夏さん(社会学科4年)、卒業生部会の活動報告を、卒業生部会委員長の堀込伸一氏よりいただきました。その後決算報告を、全体会計については明石先生より、学生部会の決算報告を、学生部会元会計の濱﨑麻由さん(社会福祉学科4年)より、卒業生部会会計については、会計監査役の竹村祥氏よりお話いただきました。
続いて、2025年度活動計画を佐藤先生、学生部会委員長の二見綾音さん(社会学科3年)と卒業生部会委員長の堀込氏よりお話しいただき、予算案については、明石先生と学生部会会計担当の大河原陽士さん(社会学科2年)と堀込氏にご説明いただきました。
決算報告、予算案について、参加者全員の賛同とともに、欠席の教員からの委任 17 通をもって、無事承認され、議事を終了することができました。
総会参加者は48名(教職員 8 名、学生 31名、卒業生 9名)でした。
2. 講演会
今年は明治学院大学社会学部学内学会60周年でした。第35回社会学部学内学会総会後会議室にて特別講演会が行われました。講師には本学社会学部社会学科教授である元森絵里子先生をお招きしました。講演会のテーマは『成人式を社会学する――「若者」と「大人になること」の歴史的変遷』でした。
元森先生は、大人と子どもの区別に成人式があると考えていたところ本学教授稲葉振一郎先生のFacebookを通じて在日コリアンのハン・トンヒョン先生と出会い、日本と在日コリアンにとっての成人式文化について本を執筆することになりました。
2024年には「成人式を社会学する」、「はじめての子ども論――子ども観の歴史社会学」の2冊の本を出版しました。
ご講演会後の質疑応答では、参加者の方々の成人式に対しての印象や成人になる人々の社会の関わりについてなど様々な質問が多く寄せられ、より一層成人式のあり方や価値について理解を深めることができました。
講演会の参加者は、61名(教職員 14名、学生 35 名、卒業生 12 名)でした。
講演会の内容にご興味のある方は、後日学内学会から出されるSTEPs、会報をご覧ください。
(社会学科2年 田部真帆)
3. 懇親会
特別講演会後、記念館2階にある大会議室にて懇親会が催されました。
学内学会編集担当の柘植あづみ先生の進行の元、会長の新保美香先生の挨拶の後、学内学会主任の明石留美子先生による「乾杯」で会食が始まりました。
久しぶりの懇親会の開催で、少人数でははありましたが、穏やかに時は進み、卒業生部会堀込伸一氏のご挨拶、会食・歓談の間の立候補によるスピーチを挟みながら、和やかに閉会いたしました。
無事に全てのスケジュールを終えることができましたことを、ご協力いただいた関係者・参加者全ての方々に感謝を申し上げます。
懇親会参加者は25名(教職員15名、卒業生13名)でした。