Q | 社会調査士の資格科目の単位を取るには、難しいコンピューターや数学の知識がないと無理ですか? |
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A | 「社会統計学」などは予備知識として高校の数Ⅱ(確率・統計)程度の知識があった方が理解は早いでしょうが、とくに勉強していなくても、授業では初歩から段階を追って解説するので、しっかり授業に出て勉強すれば数学が苦手な人でも大丈夫です。 |
Q | 「社会調査実習」などでは、実際にどこかへ出かけていって調査活動をするのでしょうか?また費用はかかりますか? |
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A | 授業のクラスによって内容は異なりますが、とくに「社会調査実習」では、全員で数日間現地調査に行くこともよくあります。その場合の旅費等の費用は自己負担になります。 |
〈G社会調査実習/社会教育調査実習〉は調査士資格の仕上げの科目になります。実習を履修するためには1年次に〈A社会調査の基礎〉〈B社会調査の技法〉を、2年次までに〈Cデータ分析入門〉の取得は必須です。また、実習の理解をさらに深めるためには〈D社会統計学〉を学んでおくことが望ましいです。
「社会調査士」資格をもつということは,調査に必要な知識と技術をもっていることを,社会から期待されることになります。したがって、社会調査士資格関連科目では,その習得のために特別の努力を要求されます。履修する以上,この努力をする覚悟をしてください。