2019年12月17日火曜日、白金キャンパス2301教室にて、社会学・社会福祉学会(通称学内学会)学生部会主催で「学生たちが、今、学校以外でやるべきこと」と題した講演会が行われました。講演者は本学文学部芸術学科非常勤講師であり、放送作家としてご活躍の鈴木おさむさんでした。
講演会は、鈴木さんのご提案により二部構成で行われました。第一部は、事前に募集した学生からの質問に沿う形で鈴木さんの今までの人生に関して、第二部は社会学科の二名の学生を交えた対談形式で今後のメディアに関して議論を深めました。
「社会に出て大人にかわいがられるようになるには?」、「ネットはテレビを駆逐するのか?」など、学生の疑問に沿った講演であったため、メディアや放送業界に関心のある学生にとって、大変充実した内容の講演会になりました。
お忙しい中、大変貴重なお時間を割いてくださり、また、学生の興味、関心に沿った講演内容をご提案くださった、鈴木さん、誠にありがとうございました。
当日は学内外から合わせて121名の方々にご参加いただきました。
尚、本講演会は鈴木さんからのご要望で学内学会誌Sociallyへの掲載はいたしませんのでご了承下さい。
(3年 塩原柚紀)
2019年12月7日(土)に、明治学院大学 白金校舎にて「明治学院大学 社会学・社会福祉学会主催 研究発表会」を開催致しました。
発表:全16件。うちゼミ9件、個人7件。
発表会場:1456・1458・1451教室
参加者人数:106人(記帳による)。うち、学生77人(学生部会7人含む)、教職員13人、卒業生13人(卒業生部会6人含む)、一般2人、事務局1人。
沢山のお申込みをいただき、感謝いたします。
会場は3教室に分かれ、各会場5〜6件発表していただきました。
先生方のサポートもあり、非常に充実した時間となりました。
また、発表会後にはパレットゾーン1階ダイニングにて懇親会を開催致しました。
懇親会には約61名の皆様にご出席いただきました。
沢山の方にご出席いただき、お料理が足りないほどで、ピザを追加しました。
発表者・参加者それぞれ交流を深める時間になったかと思います。
ご協力いただいた教授・学生部会委員、発表・聴講をいただいた参加者の皆様に感謝いたします。
今後も、社会学部学内学会のご支援をよろしくお願い申し上げます。
2019年11月6日(水)戸塚校舎420教室にて、1年生を対象とした学内学会の入会説明会(通称戸塚会議)を開催しました。
参加人数は、学生部会運営委員2名、1年生3名(社会学科生3名、社会福祉学科生0名)でした。学内学会の活動について真剣にお話を聞いて下さり、嬉しい限りです。
しかし、上記から分かるように今年は社会学科・社会福祉学科ともに参加人数が非常に少なかったです。そのため、今後は学内学会の活動に興味を持ってもらえるように、企画などを通じて積極的にアピールしていくことが必要だと感じました。
横須賀基督教社会会館見学会 ~卒業生の活躍の足跡を訪ねて~
去る9月7日(土)、2019年度学内学会卒業生部会主催事業の一環として
「社会福祉法人横須賀基督教社会館見学会」が開催されました。
参加者は総勢60名で、とりわけ、松原学長、和気先生を始めその教え子
である、大学院生、学生、元副学長の河合名誉教授、さらには故濱野先生の奥様、濱野ゼミ卒業生、竹越明治学院同窓会会長、その他同窓生諸氏
など地方各地からご参加くださり、盛況に終了致しました。
この見学会は、長年、学院で社会福祉学科の発展に貢献された名誉教授濱野一郎先生が理事長をされておられた施設での足跡や、地域と共に歩んできたコミュニティーセンターとしての歴史、キリスト教精神に基づき、不安や孤独、排除や孤立のない、人と人のつながりを重んじ、希望を持って暮らすことのできる地域社会、自立と連帯を学ぶ主旨で開催されました。
プログラムは午後1時半に始まり、
①学院社会学部社会福祉学科卒業1期生、濱野ゼミ1期生で、且つ1967年に社会会館に就職され、2007年に館長に就任された岸川洋治氏より、「濱野一郎先生と横須賀基督教社会館の働きについて」と題して、スライドを用いながら会館の概要、地域貢献の内容、濱野先生のこの会館にかける当時の篤い篤い思いなどを詳細に語ってくださいました。
②学院社会福祉学科の教鞭をとられ、更に理事長に就任された、社会館現会長の阿部志郎先生より、「私と明治学院ー引き繋いで貰いたい明学の精神ー」というテーマで講演を戴きました。その内容はミッションスクール弾圧令により、青山学院・関東学院が明治学院と統合された戦時下の基督教学校の模様、先生の明学への篤い思い、さらには普段、中々聞くことのできない当時のエピソードを交えての貴重なお話で、参加者一同、深く心に染み入る素晴らしいひとときを持つことができました。
このようなキリスト教精神に載っとり、地域に多大な貢献をなしている社会館を素晴らしく運営されておられる先輩方のご努力、心意気に参加者一同心から感動し、卒業生としての誇りを胸に帰路に着きました。
追伸
②56年度生 阿部せつ子さんの「腹話術」
②阿部志郎先生との懇話会も催されました。
2019年11月9日に、卒業生部会・学生部会企画「社会福祉学科卒業生との交流会」が白金キャンパス2102教室で開催されました。
さまざまな福祉現場で活躍する15人の社会福祉学科卒業生をお迎えし、在学生との交流や情報交換が進められました。
卒業生は、福祉事務所、病院、児童養護施設、特別支援学校など主に福祉系の職場で活躍されている方々で、在学生は1年生から4年生までの参加がありました。
会の冒頭では、今回の企画・実施に尽力くださった卒業生部会の島﨑由宇さんから、企画の趣旨と進め方について説明がありました。
その後、グループ対話の時間が設けられ、在学生は卒業した先輩たちの現在のお仕事の様子や大学時代のこと、いま何を学ぶべきかといったお話を、グループチェンジをしながら幅広くうかがうことができました。
交流会を通して、社会福祉学科の在学生たちは、将来の自分のキャリアを考えたり、現在の自分たちの立ち位置を考えたりする最良の機会を得ることができました。
2019年10月8日(月)~11日(金)に2年生対象のゼミ選択の応援企画としてゼミサロンを開催しました。
開催場所:1451、1452、1453、1454、1457教室
開催時間:昼休み
参加人数:180人
2年生が担当する初めての企画ということもあり、昨年の反省を踏まえ、担当人数を増やしました。
しかし、アンケート回収において例年とは異なる方法を試験的に導入したところ問題が起き、課題が残る結果となりました。
当日はゼミ選択に役立ったというお言葉をいただいた一方、企画運営の反省も多くあり、来年への教訓となることも数多くありました。
ご協力してくださった先生方、ゼミ生のみなさん、ありがとうございました。
6月15日(土)白金校舎1255教室にて、第29回総会・特別講演会を開催しました。
参加者は、学生14名、教職員15名、卒業生16名、一般3名、事務局員1名の計49名でした。
1 総会
司会は大川恭子さん、議長は安井大輔教員で進行いたしました。
はじめに、主任の石原英樹教員、卒業生部会委員長の麓良久氏、学生部会委員長の塩原柚紀さんより、今年度役員の紹介が行われました。
次に、企画担当の高倉誠一教員、編集担当の安井大輔教員、会計担当の金子充教員より、昨年度報告と今年度活動予定をお話しいただきました。
その後、規約改定などが行われました。規約の目的に社会貢献を加えること、教授会の承認を得る重要事項を明確にすることなどを変更案として提出しました。また施行規則に退会手続きの項目を加え、各部会の予算については「年度ごとに各部会に対して割り当てる予算は、当該部会に属する会員からの前年度の会費収入総額に応じて決定する」とされました。さらに内規(案)として、主に各部会の予算案を定めました。
これらについて参加者の承認を得て、議事を終了することができました。総会参加者は44名でした。
2 特別講演会
総会に次いで、坂口緑教員(社会学科教授)による特別講演「誰がパイプラインをつなぐのか~デンマークの生涯学習政策から考える~」が行われました。
デンマークでは、1999年に統合法が成立して以降、移民や難民の労働市場への参加を共通目標に、現地語の習得支援にとどまらない生涯学習政策が展開されてきました。本講演会では、<参加>をキーワードに、デンマークにおける若者支援のあり方を検討しました。 特別講演会参加者は45名でした。
3 交流会
パレットゾーン2階 インナー広場「さん・サン」にて行いました。学生部会、卒業生部会、教員がばらばらにテーブルに座り、いろいろなテーマでトークをしました。最後に、名誉会員の土田重春氏の陣頭指揮による「明治学院大学校歌」を全員で斉唱し、無事終了しました。交流会参加者は37名でした。
6月7日金曜日、白金キャンパス2401教室で、社会学・社会福祉学会(通称学内学会)学生部会主催の「メディアの終焉?」と題した講演会が行われました。講演者は本学社会学部卒業生であり、カエルム株式会社代表取締役社長、雑誌NYLON JAPANの編集長である戸川貴詞さん。そして女性向けメディアMERYを立ち上げ現在は投資家としてもご活躍中の中川綾太郎さんでした。
お二人の対談形式で行われた講演会は学内外あわせて69名が参加いたしました。
講演ではお二人のお仕事の経歴はもちろん、これからのメディアについて、それぞれのフィールドである紙媒体とインターネット双方の角度から興味深いお話をしていただきました。
質疑応答の時間にはそれぞれの分野の専門的なもののみならず、学生から就職や将来に関する質問も寄せられ一つ一つ丁寧にご回答いただきました。
お忙しい中お時間を割いていただきました、戸川さん、中川さん、誠にありがとうございました。
講演の文字起こしは、学内学会雑誌Sociallyに掲載予定です。 (3年 塩原 柚紀、西岡 晴菜)