社会福祉学科は1928年の設立以来一貫して「基本的人権と人間の尊厳とを擁護し、人としての社会生活上の基本的ニーズを科学的、民主的、合法的に充足する諸方策について理論的に研究を進める能力を養い、当面する社会福祉問題、生活課題を解明する方途を習得させ、これらの問題、課題に対応する具体的施策、社会福祉実践の理論と実際を教えること」を教育方針としてきました。この教育方針の実現を目指し、社会福祉学の各分野の専任教員が、全国の社会福祉現場で活躍する多くの卒業生と協力しながら、時代を先取りした授業を展開しています。
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教員氏名 | 主要研究テーマ | ゼミ(または授業)内容 |
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明石 留美子 | 福祉開発、国際福祉、多文化共生・共創、ウェルビーイング(幸福学) | 国際福祉を基本に、さまざまな思考・戦略ツールやフレームワークを活用して、新たな支援の形を学生チーム主体で開発することを目指しています。 |
茨木 尚子 | 障害者福祉・社会福祉サービスの供給組織の運営管理について | 社会福祉施設などの社会福祉サービスを提供する組織のあり方を、実際の活動に参加したり、利用者の話を聞くなどの実践的な活動を通して考えていきます。 |
大瀧 敦子 | 療養生活者の社会福祉ニーズ。医療・保健機関におけるソーシャルワークの特性と課題。 | 医療・保健機関は、社会福祉から見たときには2次的機関となります。つまり、利用者は社会福祉ではなく医療・保健サービスを求め訪れる機関です。そのような利用者の社会福祉ニーズはどのようなもので、どのようにしてソーシャルワークは支援を展開するのか、実習体験を通して考察を深めていきます。 |
岡 伸一 | 社会保障制度の国際比較研究 | 欧州諸国を中心に社会保障制度の国際比較をし、国際連合、ILO、EU、欧州評議会等の国際社会保障政策を学び、世界を舞台とした社会正義の進展をめざす。 |
金子 充 | 貧困と福祉政策の理論と歴史、制度分析 | 貧困・格差の広がりや労働・家族の変容といった社会情勢の変化、そして人々の暮らしの多様性とその尊厳をふまえて、あらためて公的部門(政府・国家)がおこなう社会福祉の役割について考えます。 |
金 圓景 | 認知症高齢者と家族支援に関する研究 | 多様な高齢者像への理解を深め、現代社会を生きる高齢者が抱える生活課題について多角的な視点で検討します。その上で、社会福祉士に求められている知識と技術について一緒に話し合いながら、学修します。 |
久保 美紀 | ソーシャルワークの理論と思想に関する研究 | 他者を援助するとはどういうことなのかを社会福祉の立場から考え、対人援助の技術の拠り所となる援助理諭について学習していきます。 |
榊原 美樹 | コミュニティ(地域)の福祉を進める方法 | 住民が主体的に参加・参画しながら、それぞれの地域ごとの福祉を作り上げていくための方法について、実際の地域の事例に注目しながら学んでいきます。 |
新保 美香 | 公的扶助論:現代社会における"貧困問題"とその対応を探る | "貧困"に私たちはどう向き合うことができるでしょうか。「貧困に対する支援」のあり方を、当事者の声や福祉現場の実際をふまえつつ、検討していきます。 |
関水 徹平 | ひきこもり経験/ひきこもり問題、福祉社会学・知識社会学・現象学的社会学 | 若者支援やひきこもり支援、社会との関わりに難しさを感じる人たち(性的マイノリティ)の経験・生き方、その人たちへの支援のあり方を、社会構造と関連づけつつ調査・研究します。 |
高倉 誠一 | 特別支援教育。特に知的障害教育。 | 障害も含め、ハンディーのある子どもたちを、いかに教育の場で主体的存在とするか。そのためのあり方と方策について考えます。 |
平澤 恵美 | 精神の障がいのある人々に対する地域生活支援 | 精神障がいのある人々が社会生活の中で感じている生きづらさについて理解を深め、地域の中でその人らしく生活していくために必要な専門的支援の視点と方法について考えます。 |
宮﨑 理 | 排除・抑圧を克服するためのソーシャルワークの理論と実践に関する研究 | ジェンダーやセクシュアリティ、人種やエスニシティなどの社会的差異が、どのように排除や抑圧を生み出したりソーシャルワーク実践に影響を及ぼすのか学びます。そして、それらを克服するために、ソーシャルワークに何ができるのか模索します。 |
三輪 清子 | 児童福祉、社会的養護、里親子に関する研究 | 子どもの福祉に関することを広く取り上げます。また、子ども虐待、社会的な養護を受ける子どもたちのことを学びます。さらに、その子どもたちの家族への支援、また里親家族への支援について考えます。 |
和気 康太 | 社会福祉調査論、特に社会福祉計画と関連した研究 | 社会福祉調査に関する基本的な問題について、近年、社会福祉の方法として重要視されるようになってきた社会福祉計画と関連させながら幅広く考えていきます。 |
教員氏名 | 主要研究テーマ | ゼミ(または授業)内容 |
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教員氏名 | 主要研究テーマ | 主な業務内容 |
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安藤 まみ
(副手) |
知的障害・発達障害を持つ人たちの生活支援について 社会福祉実習について |
・ 学生に対する、実習事前学習に関する資料や、実習先機関・施設などの情報の提供 ・ 学生の実習等に関する相談 ・ 実習先と学生や担当教員との連絡調整 ・ 実習に関する事務手続き ・ 実習先施設・機関との研究会交流等の企画・実施 |
長瀬 美奈子
(助手) |
在宅介護の負担となるリスクの予防とその対策に関する研究 | ソーシャルワーク実習、およびフィールドワーク等実習・演習科目の学生指導等に係わる補助業務 |
2024年4月1日現在(50音順)