明治学院大学

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社会学部

社会福祉学科

社会福祉学科

金 圓景

Kim Wonkyung
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専門領域およびその概要

高齢者福祉論

高齢者を取り巻く社会問題や高齢者の特性などを理解した上で、高齢者を支えてきた諸制度の歴史的な展開について時代背景とともに学びます。また、高齢者を取り巻く様々な課題の個人的・社会的な背景を発見し、解決できる能力を身につけることができるように、具体的な事例を通して検討します。その際には、制度の狭間に置かれている高齢者に必要なフォーマル・インフォーマルな社会資源について学修します。超高齢社会における高齢者の暮らしや課題について多角的な視点で検討することによって、必要な社会・地域・家庭内の支援システムの現状と課題について理解することを目的とします。その中で、現代社会における社会規範への理解を深め、社会福祉専門職として高齢者支援において必要な知識を身につけます。

近年の研究テーマ

  • 認知症のある人と家族支援システムに関する日韓比較研究
  • 認知症のある人の意思決定支援のためのソーシャルワーク実践モデルの構築
  • 外国人介護人材の立場で考える定着に必要な要因と課題

担当授業

学部担当授業

  • 高齢者福祉論A
  • 高齢者福祉論B
  • ソーシャルワーク演習1A
  • ソーシャルワーク演習1B
  • ソーシャルワーク演習1C
  • ソーシャルワーク実習指導1
  • ソーシャルワーク実習指導A
  • ソーシャルワーク実習指導B
  • ソーシャルワーク演習2
  • ソーシャルワーク実習1
  • ソーシャルワーク実習

大学院担当授業

  • 高齢者福祉論研究A
  • 高齢者福祉論研究B
  • 研究指導1
  • 研究指導2

※詳細はシラバスをご覧ください

研究実績(直近3年分の主なもの)

  • 金圓景(2023)「地域で暮らす認知症高齢者の意思決定支援に関する一考察:地域包括支援センターの社会福祉士を中心に」『明治学院大学社会学・社会福祉学研究』160,51-69.
  • 金圓景・羅珉京・金美辰・平澤恵美・金成垣・武川正吾(2023)「「生活者」としての外国人介護人材が置かれている現況と課題:在留資格「介護」で就労している介護留学生を中心に」『明治学院大学社会学部付属研究所年報』53, 3-15.
  • 金圓景(2022)「コラム2日本の認知症施策とその評価をめぐって」埋橋孝文編著『第1巻福祉政策研究入門政策評価と指標:少子高齢化のなかの福祉政策』120-122.
  • 金圓景(2021)「認知症の人の意思決定支援をめぐる動向」『明治学院大学社会学・社会福祉学研究』157,219-232
  • 羅眠京・金圓景(2021)「介護福祉士養成施設で学ぶ外国人留学生の現状と課題:外国人留学生への実態調査を通して」『佐賀女子短大研究紀要』55,59-71
  • 金圓景(2020)「若年性認知症家族会の意義と課題」 『日本認知症ケア学会』18(4),820-829
  • 金圓景(2020)「認知症家族介護者支援システムに関する日韓比較研究」『筑紫女学園大学研究紀要』15,97-107

社会的活動

  • 日本認知症ケア学会査読委員(2018年6月―現在に至る)
  • 韓国社会福祉学会アジア学術交流委員(2022年1月-現在に至る)
  • 太宰府市介護保険運営協議会委員(2015年9月―2020年3月)
  • 日本社会福祉学会国際学術交流促進委員(2012年6月―2018年5月)
  • 韓国批判と対案のための社会福祉学会国際交流委員(2014年4月―2018年12月)
  • 韓国社会福祉学会アジア学術交流委員及び編集委員(2016年1月―2017年12月)

プロフィール

上智大学文学部社会福祉学科卒業、上智大学大学院総合人間科学研究科社会福祉学専攻修了(社会福祉学修士)、日本福祉大学大学院福祉社会開発研究科社会福祉学専攻修了、博士(社会福祉学)。
日本福祉大学地域ケア研究推進センター研究員、筑紫女学園大学を経て、2020年より本学社会学部社会福祉学科准教授。

社会学部生のための手引き集

日々の社会福祉学科

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