・東京都長寿医療センター
・独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
2. トピック群(順不同)
(1)コミュニティ研究
- ・人の移動、町づくり
- ・被災した共同体での震災後の生活レベルの差による影響
- ・被災後も集落がうまく機能している事例
- ・被災地における私有財産と「公共圏」(公共性と私事性の同時並行的衰退と支援のあり方)
- ・気仙沼での地域復興過程をめぐって
(2)福島原発をめぐって
- ・福島のA地域、NPO団体αでの調査研究
- ・避難住民の今、受け入れ先の人々との関係
- ・巨大科学技術、原子力災害をめぐる問題
- ・原発事故と被害をめぐって
(3)被災経験をめぐって
- ・当事者(障害者)団体の活動(e.g. 映画制作)
- ・被災経験を〈語る〉ことをめぐって(専門家の言説と一般市民のことば使いの違い、専門用語と日常語をまぜて経験を語ること、方言を使用するのか標準語を使用するのかの違い等)
- ・地域の〈生きた活動としての記憶〉がどのような状態にあり、どう社会で機能しているのか
- ・被災経験から防災の知恵へ
- ※(マニュアルではなく)土着の「暮らしの知恵集」として形にする
- ※避難所での必要物資・不要物資について
(4)福祉実践関連
- ・避難所での知的障害者への偏見・差別をめぐって
- ・被災地におけるソーシャルワーカー協会など、職能団体の活動をめぐって
- ・施設職員間でのストレスの実態
- ・被災地における高齢者ケア、コミュニティの再生・創成に関する研究
- ・移住・集住する避難住民への支援、ホストコミュニティへの支援
- ・被災地における子育て支援をめぐって
- ・恊働:学科としてインターンシップの取り組み(障害者の就労+インターン)
(5)支援者側をめぐる課題
- ・物的支援をされる側の実態を知らない支援者側
- ・支援者調査の実施(既に蓄積あり)、支援をされる側の気持ち
- ・官僚的な視座・手法からの対策立案、支援、議論のあり方への問題提起
- ・国家予算の分配のあり方、手続きに対する問題提起
- ・阪神淡路大震災では表面化しなかった、住民不在のNPO活動をめぐって
- ・ボランティア活動の組織化論(被災地でのナビゲーションをめぐる課題を含む)
- ・政策提言に向けてのリサーチ【実績】
- ・厚労省からの助成を受けての発震後調査【実績】とその後(時系列調査)
(6)非/潜在的被災地における震災を境にした人々の行動変化
- ・震災が〈過去のもの〉になりつつある現状を〈現在進行形〉のものとして捉え直す
- ・それまで震災・防災などと全く関わりのなかったNPO団体の活動変化および活動と社会との関わり
- ・震災を境にしたゲーム産業、個人クリエイターの地方分散化
- ・災害とレジリアンス
(7)調査者をめぐる課題
- ・コンサルタント会社による調査と人々の実際の乖離をめぐる課題
- ・研究者としてどのように調査に関われるか
(8)震災をめぐるマクロな視点での研究
3. 成果発信
- ・東日本大震災の被災実態等に関して海外の論文誌・学会でも発信する必要
4. 参考サイトへのリンク(順不同)
(1)〈記録〉のサイト
<東日本大震災被災地>
<中越>
<兵庫県南部・阪神淡路大震災>
<古代〜関東大震災>
<研究機関、個人・団体プロジェクト>
<国、自治体、公的機関>
<マスコミ、ポータルサイト>