2017年度 第27回総会・特別講演会・懇親会 報告
6月17日(土)に、第27回総会・特別講演会・懇親会を開催しました。
参加者は、学生17名(学生部会委員15名を含む)、教員9名、卒業生39名(卒業生部会委員8名を含む)、一般48名、事務局員1名の計114名でした。
1. 総会
学内学会会長の北川清一先生の挨拶で始まり、学生部会委員長の大井川蒼哲さんが議長として選出され、議事が進められました。
学会主任の岡本多喜子先生、卒業生部会委員長の麓良久氏、学生部会委員長の大井川蒼哲より、今年度の役員紹介が行われ、承認されました。
2016年度活動報告・編集の報告は、主任の岡本多喜子先生よりなされました。詳細につきましては、会報26号の「学内学会活動報告」と「学生部会活動報告」をご覧ください。
また、会計担当の岡伸一先生より2016年度決算報告と、会計監査報告が伝えられ、決算報告書は承認されました。
引き続き、主任の岡本多喜子先生より今年度の活動方針とSociallyの編集方針、企画担当の佐藤正晴先生より事業計画、卒業生部会委員長の麓良久氏より卒業生部会の活動方針、会計担当の岡伸一先生より予算案の説明があり、参加者の承認を得て、議事を終了することができました。
2. 特別講演会
今回の特別講演会は、濱野ゼミ卒業生の長崎広氏をお迎えしました。
働く障害者への差別・虐待と闘うドキュメント映画『人間を取り戻せ!-大久保製壜闘争の記録-』を上映した後、講演をしていただきました。
長崎氏は大久保製壜闘争の当事者であり、長崎氏を含めた3名の健常者の解雇に対し、30名の障害者が解雇を撤回させたことをきっかけに、共に闘うことを決意し、21年9か月という長い年月の中で起きた様々な嫌がらせや攻撃に立ち向かい、労働条件の改善を勝ち取りました。「仲間を大切にしよう」という言葉が強く響きました。
現在もいじめやパワハラ等があらゆる職場で起きていますが、全国で立ち上がっている人々がいることも知り、また他人事ではないと感じました。講演後には参加者同士で意見交換をする場面も見られました。
3. 懇親会
パレットゾーン2階、インナー広場にて行いました。41名の方の参加があり、和やかに催されました。締めくくりには、卒業生部会役員の竹村祥氏の指揮による「明治学院校歌」を全員で斉唱し、無事終了しました。