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卒業生部会主催 春の講演会を開催しました

2018年3月21日(水)花散らしのみぞれ雪が降る中、学内学会卒業生部会講演会「若者の政治参加・社会参加を促す取り組み」が白金校舎1201教室にて開催されました。約50名の参加がありました。
講演者には若者の政治参加、社会参加を促す活動現場の最前線に立つお二人、NPO法人グリーンバード代表、港区議会議員の横尾俊成さん、NPO法人僕らの一歩が社会を変える。代表理事の後藤寛勝さんをお迎えしました。

横尾さんからはまずNPO法人を立ち上げるに至るまでの、ご自身の社会貢献活動への歩みについてから始まりました。
NPO活動、社会貢献活動に必要な人材と資金をどのように集めるのか。
広告会社に入社し企業のCSR活動に関わりながら会得したものを基に、自らもNPO活動を始動。「ゴミを拾い街をキレイにしていく」そのわかりやすい活動をNPO活動の軸とし、社会貢献活動へ関心を持ってもらう最初の一歩となるように、現在も精力的な活動が繰り広げられている具体例を交えながら説明いただきました。
そして、NPO活動を続ける中で感じた行政との齟齬や、行政の在り方への疑問から区議会議員へ。社会の課題を市民が主体的に解決できるように支援をしていくことが、政治家の課せられた役割であるとお話しされました。
また、今日のネット環境が発展していく中での、あるべき新しい行政の事例としてアメリカのポートランド市を取り上げ、期待される市民と行政との新しいの展開を提示されました。

後藤寛勝さんからは、20代の投票率が30%強の現状下で、若者の政治参加が社会の活力を生むという信念を持ちながら、国会議員と高校生のディスカッションイベントの開催、中高校生に社会的課題の発見とその解決案を模索する「票育」など、若者と政治を繋いでいく様々なアイディアを活かした活動を紹介していただきました。

熱意にあふれたお二人の講演は閉会時間のギリギリまで続き、質疑に関しては懇親会に持ち越されました。
懇親会にも多くの方の参加があり、和やかな雰囲気の中お二人への質疑応答がなされました。
若者の主体的な社会貢献活動・政治参加から拓けていく社会の一端が垣間見られた講演会でした。

当日の様子(撮影:渋佐章一氏)

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