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卒業生部会企画第一弾 社会で活躍する卒業生を訪ねて~「東京港醸造」視察~

去る3月7日(土)午後5時、卒業生部会会長麓氏を筆頭に卒業生の面々が、明学卒業生(二人のお姉さんも明学卒業生)齋藤俊一氏が経営する日本一小さな製造元、また、都内唯一の醸造元でもある東京港醸造を訪問し、フルーティーで飲みやすいメイン商品「江戸開城」の試飲をさせていただきながら、斎藤氏より、醸造所の歴史や再建時のエピソードなど、盛り沢山の内容を、一同、興味津々に聞き入り、時間を忘れるほど愉しく、有意義な交流の時を持ちました。

齋藤氏によりますと、この醸造の母体である若松屋は今から約200年前の文化9年から続いた酒蔵は明治42年に廃業となりましたが、それから100年後の平成23年に7代目の齋藤氏が酒造業の復活をめざし、製造業免許を取得し、100年の時を経て現代に蘇みがえらせたそうです。その時は、なんと醸造のレシピがなく、手探りのスタートだったそうです。現在はビルの中の一角で醸造している為、大量には製造出来ず、都内20件の店舗に卸しているそうです。とにかく、大都会の真ん中で東京の水道水を使って、毎週、醸造していることの珍しさも相まって、「旅行読売」、「東京人」、「日本酒」などの雑誌、新聞、テレビなどに頻繁に取り上げられ、更に、フランス、イギリスなど海外からの取材も引っ切り無しだそうです。齋藤氏ご自身も到るところで、講演依頼を受け、大忙しとのことです。また、会社の一室を使っての本学名誉教授河合克義先生の授業科目「コミュニティー創成論」でのゼミ生とのコラボや同地区における社会活動にも協力されておられます。(醸造所の歴史の詳細はHPを参照)
日本のお酒の世界的ブームに乗って、このユニークな醸造所は益々注目されることでしょう。本校卒業生の目覚ましい活躍を誇りに感じつつ、ほろ酔い気分も覚めやらない中、醸造所を後にしました。

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