社会福祉学は、社会の現場から生まれた実践の学と言ってもいいでしょう。
ですから、他分野の学問以上に実践の場での学びが重要になります。
このため社会福祉学科では、「演習」や「実習」を重視し、2年次から取り組んでいます。
「実習」では、社会福祉の第一線の機関である社会福祉事務所や、老人福祉施設、障害児・者施設、病院などで1週間から4週間、職員とともに利用者に接し、専門職の基礎を実体験します。
実習の現場では、それまでに学んできたことを検証するとともに、人間の権利とは、人としての尊厳とは、何らかの支援を必要とする人々の生活の実態とは、などの答え探しをする貴重な機会となることでしょう。