2013年9月12~14日に、16名の2年生とカンボジアに行ってきました。カンボジア・フィールドワークのテーマは国際福祉です。施設の視察ではなく、国際福祉の実践を目的とするこのフィールドワークでは、ストリートチルドレンなど、カンボジアの子どもたちのためのセラピューティック・プレイと質的調査を行います。
セラピューティック・プレイとは、問題を抱える子どもの心理面を遊びを通して支える方法です。質的調査は2グループに分かれて行いますが、研究テーマはみんなが自由に選択します。
16名の学生たちはカンボジアで約1週間、経験をともにし、すばらしいチームを作り上げています。たくさんのチャレンジとチームワークやディスカッションを通して、みんなのモチベーションが上がり、前向きに取り組むことを楽しんでいるクラスです。
明石留美子
春学期に、インターナショナル・スクールの先生からセラピューティック・プレイを習います。
何度も練習を重ね、子どもたちへのセラピューティック・プレイができるようになりました。自分たちが楽しめなければ、子どもたちに伝わりません。
学会デビュー。質的調査で分析した結果は、愛知県の愛知医科大学で行われた「日本国際保健医療学会第32回西日本地方会」でも発表しました。
研究テーマは、「心のケアとアドボカシー:人身売買から子どもを守るために」と「ストリートチルドレンの自立と健康:自らの力で生きていくために」です。
2013年のハロウィーン。東京の麻布に集まる子どもたちの数は2万人。アメリカ人のご家族にお世話になって、学生たちもお菓子を配ります。