みなさん こんにちは。
ソーシャルワークコース・2年生のソーシャルワーク基礎実習のゼミをご紹介します。
4月ゼミがスタートしました。
このゼミは、クラスワークだけでなく、夏季休暇中には、社会福祉の現場で1週間配属実習に取り組みます。春学期は、実習に臨むための準備学習として、ゼミのメンバーそれぞれが、自分の実習機関・施設がどのような支援活動をしているのか調べ、発表しました。そのうえで、自分が実習でどんなことを学びたいか、具体的に目標を設定しました。準備万端整えての実習先への事前訪問でしたが、かなり緊張しました。
夏期休暇に入ると、いよいよ現場での実習本番です。各メンバーが、地域活動支援センター、多機能型事業所(就労継続支援B型・生活介護)、学童クラブ、更生保護施設、地域ケアプラザなど、多様な機関・施設で現場実習に取り組みました。利用者や職員とのかかわりをとおして、自分自身への気づきがあり、また支援するとはどういうことなのか改めて考えさせられました。
秋学期には、一回りたくましくなって元気に教室に戻ってきました。実習体験は、夏の暑さとともに、記憶の中にしっかりと刻まれたことでしょう。そして、実習報告では、最初は遠慮がちでしたが、回を重ねるにしたがって活発に質問や意見が出るようになり、お互いの考えを交換することができました。実習での学びをメンバー全員で共有しながら、各自の学びを深めるとともに、もうひとつの視点をもつことができました。まさに、グループの力ですね。
こうした実践的な学びを経て、3年次からのソーシャルワーク専門実習へ進んでいきます。ゼミ担当者は、毎年学生さんとの年齢差が広がりちょっぴりつらいですが、学生さんからいつも刺激を受けています。ここで得た学びを糧として、ソーシャルワーカーのたまごたちがどのように育っていくか、とても楽しみです。