ソーシャルワーク演習は、3年秋学期のソーシャルワーク実習指導Aでスタートし、4年秋学期のソーシャルワーク実習指導Bと並行して開講される持ち上がり型の演習(ゼミ)です。実習は、社会福祉士国家試験受験資格を得るために指定された諸機関・施設のなかで児童福祉関係の分野である児童相談所、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設等で4年春学期、夏期休暇を中心に実施されています。実習経験を基に、個々の実習の振り返りとともに、共通するテーマ、例えば「子ども虐待」などについて、話し合いをする形で進めています。現場は、教室内で学んだことを、現実にそくして学び直す機会を与えてくれます。同時に、人間的成長の機会でもあるようで、頼りなさそうに感じていた学生が、実習に活き活きとして取り組み、実習担当者からおほめをいただくことも珍しくありません。
4年秋学期は、卒業論文作成に取り組む時期でもあります。大学から借り出したノートパソコンが机にいっぱい並ぶことがゼミの日常的光景になっています。メンバー全員が熱心に取り組んでいるのですが、どうしても遅速の差は出てしまいます。そこで、恒例の松原ゼミ「じゃんけん」と「大船○○○」の登場です。3年のグループ発表の順番から始まって、個人指導、ゼミの懇親会お世話係などを決めるときなどなんでも、松原先生とじゃんけんの結果次第です。「大船○○○」は、卒業論文作成が年内に終わらない場合、年明けすぐの提出に向けて、年末授業日が終わっても、大船のファーストフードに集合して、卒論指導となります。年によって人数は少なかったり、多かったり、今年は何人になるかな。