2010年度社会福祉学科 フレッシュスチューデントキャンプ
2010年4月3日、社会福祉学科のフレッシュステューデントキャンプが行われました。これは、新入生が大学という新しい環境にできるだけ早く慣れ、大学生活への不安を解消し、友達をつくってもらおうと上級生が半年かけて準備した、新入生を応援するイベントです。
<教員紹介>
フレキャンは、教員紹介から始まりました。この日は、新入生の緊張を和らげるため、教員もリラックスした服装で臨みました。
<ランチ>
日差しのたくさん入る明るい会場で、皆で昼食をとりました。この日、新入生はグループで行動するため、昼食までに仲良くなっているグループもありました。
<講演会>
昼食のあとは、明治学院社会福祉学科の卒業生でもある新保美香先生、卒業生でH.I.Sバリアフリートラベルデスクに勤務する薄井貴之さん、同じく卒業生で港南福祉保健センターこども家庭係の神田奈津実さんの3名が、それぞれの学生生活について講演し、新入生へのエールを送りました。
新保美香先生(右)、神田奈津実さん(中)、薄井貴之さん(左)
<ディスカッション>
講演会の後、新入生は小グループに分かれてディスカッションに参加しました。「Face to Face ~ 色々なものと向き合って」をテーマに、先輩たちのリードでそれぞれの意見を交換しました。
先輩たちのお話を受けて、小グループでディスカッション。班ごとの、記念撮影もしました。
<レクリエーション>
最後は、レクリエーションです。これも先輩たちのアイデアで、童心にかえって体を動かし、新入生たちは一気に仲良しになれました。
今年度の新入生のなかからも、来年度の新入生を迎える準備をしてくれる学生さんが出てくることでしょう。
新入生の皆さんにとって、有意義な大学生活になりますように!
(教員:明石留美子)
7月18日(日)白金キャンパス 中野敏子教授による模擬授業と教員との交流
今回の社会福祉学科のオープンキャンパスでは、中野敏子教授が「ONE STEP!"社会福祉から広がる世界"」をテーマに、社会福祉の幅広さについて模擬授業を行いました。
写真:中野先生による模擬授業の様子
模擬授業のあとは、社会福祉学科の教員紹介と交流の時間を設けました。
教員がそれぞれ、高校生への推薦図書を持ち寄り、参加してくれた高校生の方々に実際に手に取って見てもらいました。
韓国との国際交流
7月31日、韓国より、光州大学社会福祉専門大学院 李英哲教授(Dr. Lee Young-Chul)をはじめ、社会福祉機関を代表されるおよそ20名の方々が明治学院大学を訪問し、社会福祉学科の教員と交流の場をもちました。
交流は、韓国語、英語、日本語で行われ、明治学院大学大学院社会福祉学専攻の2年生が通訳を務めました。
挨拶を交わす光州大学の李英哲教授と明治学院大学の松原康雄副学長(社会福祉学科教授)
グローバル化の時代にあって、明治学院大学社会福祉学科は今後も国際交流に力を入れていきます。
8月7日(土)横浜キャンパス 松原康雄教授による模擬授業と学生との交流
模擬授業では、松原康雄教授が、「社会のなかの子ども―児童福祉という観点―」をテーマに講義を行いました。
写真:松原先生による模擬授業の様子
模擬授業に引き続き、社会福祉学科をさらに知っていただくためのイベントを行いました。今回の「在学生と語ろう、社会福祉の魅力」というイベントでは、「フィンランド・フィールドワーク報告」と社会学部教育プロジェクトであるシナリオ・プロジェクト・チームが「共生社会ってなに?」というシナリオ朗読を行いました。
福祉開発コースの学生(3年生)が、フィールドワークの授業で訪問したフィンランド研修について報告を行いました。
シナリオ・プロジェクト・チームの4年生が、「共生社会ってなに?」というシナリオを朗読しました。
8月28日(土)白金キャンパス 明石留美子准教授による模擬授業と卒業生との交流
今回の模擬授業は、教員(明石留美子准教授)と学生生活の中で開発途上国を支援してきた学生(4年生)のコラボです。「僕たちが考えた開発途上国のための国際福祉プロジェクト」をテーマに、ゼミの中で学生たちが企画した国際福祉プロジェクトを発表しました。
写真:国際福祉プロジェクト発表の様子
引き続き行われた社会福祉学科イベント「卒業生と語ろう、社会福祉の魅力」には、3名の卒業生をお招きして、明治学院大学での学びが、今のお仕事にどのようにつながっているか、お話をうかがいました。特別支援学校の先生、鉄道会社の総合職、児童相談所の児童福祉司として活躍されている卒業生のお話から、社会福祉学科での学びの魅力を感じていただけたことと思います。
トークセッション「行動障害」のある人が地域でくらすために
「障害が軽減したら」もあるけれど、「行動障害」のある人の「くらしにくさ」を捉えながら「本人のくらしを中心」とした支援を実現したい。地域のサービスが文字通り連携して取り組んでいる実践を福岡から語っていただきます。
その後、神奈川での実践経験をもつ支援者に加わっていただき、地域を越えてホットな意見交換をしていきます。
これからの交流が広がる場になればと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
日時:2010年12月6日(月) 13:30~15:00
会場:明治学院大学白金キャンパス アートホール
参加費:無料 / 定員:100名
※申し込みは、別紙申込書でファックス、または、メールでお願いします。主催:明治学院大学社会学部社会福祉学科
後援:内閣府
問い合わせ先:FAX03-5421-5697 Email:sw@soc.
(社会学部社会福祉学科中野敏子)詳細と申込書は
こちらへ
内閣府主催障害者週間 「連続セミナー」
社会学部社会福祉学科主催 トークセッション「『行動障害』のある人が地域でくらすために」が開催されました!
障害者基本法にも明記されている障害者週間(12月3日から9日)の中央行事として、2010年12月6日(月)、明治学院大学白金校舎アートホールにて連続セミナーが開催されました。現在、当事者の人たち、支援者、行政の関係者などが、日本の障害者をめぐる施策のあり方について議論している中、多様な団体からの報告が3日間にわたってありました。社会福祉学科からは、地域における福祉サービスの連携のあり方について話題提供をするトークセッションを開催しました。在学生を始め、当事者の方、家族の方、そして支援に取り組んでおられる多くの支援者の参加のもと、実践例をみんなで共有していくことの大切さを確認できるセッションとなりました。話題提供してくださった出演者の皆様に心より感謝いたします。そして、セッションを開催するために準備に力を発揮してくれた在学生のみなさんお疲れ様でした。
セッションの概要と写真をご覧ください。
<トークセッションの概要>
語る人中村隆氏(社会福祉法人共栄福祉会 ホームヘルパーステーション ゆんた 管理者)、大石正俊(社会福祉法人野の花学園 福岡市知的障害者地域生活支援センター野の花 コーディネーター)、渡邉美紗緒(社会福祉法人ビーハッピー 障害福祉サービス事業<生活介護>みのりの家 施設長)
進行 中野敏子(明治学院大学社会学部社会福祉学科教授)
障害があっても誰もが地域での暮らしを実現できる支援体制が求められます。「行動障害」がある人たちの支援の充実はなお難しい状況です。そこで、地域のサービスが文字通り連携して支援する福岡市のひとつの実践報告によって、支援のあり方への話題提供をしました。「行動」理解に必要な共通の見方、「進行型アセスメント」、具体的な取組のデータ例などがパワーポイントで示され、一人の利用者の3年間にわたる支援内容が、コーディネーターの立場(大石氏)、直接生活支援に関わる支援者の立場(中村氏)から、丁寧に紹介されました。それを受けて、神奈川県秦野市での実践経験から質問(渡邉氏)を、さらに会場の質問も含めて意見交換をしました。「生まれた時から他者への暴行を考える子どもはいない」、環境調整が必要な「行動障害」は二次障害であること、本人中心の支援体制を明確にすることで、所属の事業所も異なる多くの支援者が丁寧に関われることなどを確認しました。
2010年度オープンキャンパス模擬授業・学科紹介(社会福祉学科)
日程 | 校地 | 内容 | 担当者 |
7月18日(日) |
白金キャンパス |
学科ガイダンス |
久保美紀教授 |
模擬授業 「ONE STEP! "社会福祉から広がる世界"」 |
中野敏子教授 |
学科イベント 教員との交流 |
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8月7日(土) |
横浜キャンパス |
学科ガイダンス |
新保美香教授 |
模擬授業 「社会のなかの子ども ―児童福祉という観点―」 |
松原康雄教授 |
学科イベント 学生との交流 |
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8月28日(土) |
白金キャンパス |
学科ガイダンス |
久保美紀教授 |
模擬授業 「僕たちが考えた開発途上国の ための国際福祉プロジェクト」 |
明石留美子准教授 |
学科イベント 卒業生との交流 |
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