明治学院大学

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社会学部

社会福祉学科

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イベント情報2014年度

コロンビア大学社会福祉大学院との共催講演会を開催しました。

コロンビア大学社会福祉大学院と講演会を共催しました。
International Migration of High-Skilled Talent: Sending and Receiving Country Perspectives
1月に、コロンビア大学社会福祉大学院(Columbia University School of Social Work)と社会福祉学科で、「高度熟練労働者の国際移住:送出し国と受入れ国の視点から」をテーマとする小規模講演会を共催しました。

グローバル化社会にあって、国境を越えた人々の活動が活発化しています。講演会では熟練労働者の国際移住をテーマに、熟練労働者の国境を越えた移住が、送り出し国と受け入れ国の経済や社会に及ぼす影響やこれまでの経験から得た教訓について研究しました。今後、高度熟練労働者の不足が予測されており、先進国と開発途上国の双方に大きな影響が及ぶと考えられています。

日本側からは、政府、研究所、国際協力機関、大学・大学院などから人口問題、国際協力、地域開発、社会福祉の研究者・専門家が白金校舎に参集し、学際的なディスカッションが行われました。参加した学生からは、英語を学んでいくことの意義を実感したとの声があがりました。社会福祉学科では、今後も国際的な研究・活動に力を入れていきます。


ジャネット C. タカムラ コロンビア大学社会福祉大学院長(左)と移民問題を専門とする労働・医療エコノミストであるニラジ コウシャル同大学院教授(右)

参加者からの質問に、「外国からの労働者を労働力として考えてはいけない。家族をもつ『人』として受け入れていくことが大事」と答えるコウシャル教授の言葉は印象的でした。

河合克義先生のフランス便り

2014年9月、社会福祉学科の河合克義先生が、国際シンポジウム、及びNPO団体の活動とパリ市の高齢者への地域サービスについて聞き取り調査を行うため、フランスを訪問されました。以下は、河合先生によるフランス便りです。


○パリ第2大学における「国際シンポジウム」

以下は、国際シンポジウムが行われたパリ第2大学法学部の構内です。明治学院大学の法律学科の今尾先生、蛯原先生、黒田先生、伊室先生も参加されました。明治期の日本に招かれた民法典草案の起草者、日本近代法の父として有名なボワソナード先生の銅像があります。パリ第2大学のピエール・クロック先生を囲んでの記念撮影。一番左が私(河合)です。

国際シンポジウムのテーマは、「成年後見制度の日仏比較」です。私たちも、フランス語で報告しました。

 

○NPO団体・高齢者の地域サービス調査

シンポジウムの翌日は、法学部の先生やチャレンジコミュニティ大学の卒業生と、NPO団体の活動とパリ市の高齢者への地域サービスについて聞き取り調査を行いました。

次の写真は、フランスを代表するNPO団体の一つであるカトリック救済会の全国本部です。全国で7万人のボランティア、1000人の有給職員がいます。本部はパリの中心部にあり、7階建てで500人のスタッフが働いています。フランスの貧困、ホームレスの現状、高齢者への支援活動の内容や課題について、スタッフの方にお聞きしました。

次の写真は、パリ市13区の保健福祉局の支所です。ここでは、高齢者の地域サービスについて聞き取り調査をしました。

 

大変有意義な調査研究の旅となりました。(河合克義)

地区別保証人懇談会で社会福祉学科卒業生が講演しました

2014年8月30日に新潟市で東海・甲信越地区保証人懇談会が開催されました。多くの保証人の方々にお集まりいただき、大学生活の様子や学生の活動についてご報告することができました。その全体会の最後に、2009年度社会福祉学科卒業生の星野陽子さんが、現役学生の保証人の方々に向けて講演してくださいました。

星野さんは、高校時代に中越地震を経験したことをきっかけに、社会福祉の道を目指そうと思い立ったそうです。そして、歴史があり、社会福祉士の合格率も高い、明学・社会福祉学科への進学を決めたそうです。在学中に社会福祉士の資格を取得しましたが、いろいろ考えた末に、卒業後は故郷に戻り、越後ながおか農業協同組合に勤務することにしたと言います。在学中はボランティアセンターの学生スタッフとして活躍し、他学部の学生とも多くの交流があったとのこと。その大学時代の友人たちとは、今でも交流が続いているそうです。そのほか、リーマンショック直後の厳しい就職活動の経験、そして現在のお仕事の様子などを語ってくださいました。

またひとり、社会で元気に活躍する元明学生に出会い、大変嬉しく感じました。お忙しい中、母校のために長岡市から新潟市にかけつけてくれた星野さん、本当にありがとうございました。ますますのご活躍をお祈りします。

(野沢慎司/社会学部長)

    新潟市で講演する星野陽子さん

地区別保証人懇談会で社会福祉学科卒業生が講演しました

2014年7月26日に、東海・甲信越地区保証人懇談会が静岡市で開催されました。明治学院大学生の保証人の方々に多数お集まりいただき、大学生活の様子や学生の活動について知っていただく機会となりました。大学からは副学長、学部長、学科主任などが参加しました。様々な報告があった全体会の最後に、2012年3月に社会福祉学科を卒業した大庭里奈さんが「卒業生講演」を行いました。

大庭さんは、福祉開発コースで学び、卒業後は出身地の静岡県内の銀行に勤務しています。アメリカンフットボール部のマネージャーとして活躍した大学時代の想い出、就職活動の経験、そして現在のお仕事の様子などを落ち着いて明快に話してくださり、保証人の方々や教員からも大好評でした。講演後には、「卒業生によるアドバイス」コーナーで個別に保証人の方々の相談にも対応いただきました。

卒業後、社会に羽ばたいて成長し活躍する元明学生に出会い、その様子を聞かせてもらって、嬉しくなり、励まされたような気持ちにもなった一日でした。お忙しい中、母校のためにかけつけてくれた大庭さんに感謝し、ますますのご活躍をお祈りしたいと思います。

(野沢慎司/社会学部長)

    東海・甲信越地区保証人懇談会全体会の様子

    講演する大庭里奈さん

    「卒業生によるアドバイス」コーナーでの一コマ

サンフランシスコ、ニューヨーク、東京をつなぎ、7月12日(土)に地域防災セミナーを開催いたします。

7月12日(土)明治学院大学白金キャンパスにて、『サンフランシスコ、ニューヨーク、東京をつなぎ、地域住民主体とした防災セミナー』を開催いたします。

詳しくは、パンフレットをご覧ください。

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「世界一大きな授業 2014」に参加しました!

2014年4月22日(火)、明治学院高等学校の高校生22名、社会福祉学科明石ゼミの3年生9名、新保ゼミの4年生3名が合同で、「世界一大きな授業」を行いました。

「世界一大きな授業」とは、教育協力NGOネットワーク(開発途上国で教育協力を行うNGO22団体のネットワーク)が主催する授業で、「すべての子どもに教育を」をテーマに、世界の国々で同じ時期に同じテキストを使って世界の教育事情を学び、政策提言を行う授業です。2008年には800万人が参加し、ギネス記録にも登録されました。今年も、世界100ヶ国で一斉に開催されます。

明石ゼミの大学生2名、そして、明治学院高校の高校生2名が教員役となり、クイズやグループでのワークを通じて、開発途上国における子ども達の教育の現状、支援の必要性などを、大変熱心に学びあいました。

授業の最後には、グループで話し合った結果をまとめて、政策提言を行いました。「授業内でもっと開発途上国について学べるようにする」「生活必需品の購入を通じて寄付できる仕組みをつくる」などの意見が、積極的に出されました。
高校生と大学生が、ともに、世界に目を向け、自分たちに何ができるかを考える、大変貴重な学びの時間でした。

留学生のみなさん、社会福祉学科へようこそ!

4月4日、明治学院大学に今年度入学した留学生のみなさんを歓迎する懇親会が開かれました。社会福祉学科には、中国からの10名の留学生が入学しました。大学で社会福祉を本格的に学んでいくことを楽しみにしている皆さんと、先輩留学生や日本の学生と交流していく機会を、社会福祉学科は作っていきます。
ご入学、おめでとうございます!

2014年度 入学式が行われました

4月1日 晴天の中 社会学部の入学式が行われました。

 

桜の花が美しく咲き誇り、新入生を迎えています。

入学式は、チャペルで行われました。
学長から式辞、学院長からは祝辞が述べられました。

(鵜殿学長)

(小暮学院長)

新入生のみなさんには、これからの大学生活に向けた思い、願い、それぞれの目標を大切にしながら、充実した日々を社会福祉学科で過ごしていただけますよう、教職員一同、心より願っております。

社会学部生のための手引き集

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