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日々の社会学科教員の活動

 私自身も発起人に加わった「日本離婚・再婚家族と子ども研究学会」の設立大会が、2018年4月14日に明治学院大学白金キャンパスで開催されました。子どもの育ちにかかわる多様な分野の研究者や実務家・実践家が協働し、親の離婚・再婚を経験した子どもの環境を整備し、家族への支援を探求することを使命とする新しい学会です。
 公益社団法人家庭問題情報センターの山口恵美子氏が「離婚、再婚家族の子どもの課題と展望―面会交流支援者の立場から」と題する記念講演を行いました。離婚・再婚後の家族における子どもと別居親との面会交流を長年にわたって支援してきたご経験から貴重な示唆をいただきました。多様な事例に基づき、子どもと親の絆を維持するいくつもの障害をどうやって乗り越えるかについての洞察から大きな刺激を受けました。同時に、日本社会の厳しい現状とこの学会が目指すべき大きな課題についても明快なご指摘をいただきました。
 会場には、家族に関わる心理学・社会学・法学などの研究者、家庭裁判所調査官・児童相談所などの実務家、弁護士、ソーシャルワーカーなど支援団体の支援専門家、ジャーナリスト、大学院生など多様な方々約70人が、北は北海道、南は九州から足を運んでくださいました。予想を超える人数でしたので、会場を予定より大きな教室に変更しました。多領域の方々が関心を寄せてくださっていることを大変嬉しく思います。さらに多くの方々に参加をいただき、相互の研究交流を深め、子どもたちの生育環境を改善していくという使命を改めて強く感じました。
 会場にはNHKの取材も入り、当日夜のニュースで放映されました。こちらからニュース映像が見られます。

(社会学科教員 野沢慎司)

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発起人代表・野口康彦先生(茨城大学教授)による開会のご挨拶

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記念講演される山口恵美子先生

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講演に聴き入る会場