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日々の社会学科ゼミから

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2018年12月15日(土)、柘植ゼミ3年生は東村山市にある国立ハンセン病資料館の見学をして、回復者の体験談を聴く会に参加しました。お話をしていただいた方は、1955年に高校生のときにハンセン病になり国立療養所に強制収容され、 

1972年に社会復帰されました。回復者の女性と結婚して、子どもを育てられました。その中でも、差別や偏見を体験されてきました。

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これまで苦しかったこと、辛かったことだけではなく、楽しかったこと、うれしかったことについても話されましたが、ただ、職場ではハンセン病の回復者であることを知られないように、同僚とはほとんど話をしなかった、と繰り返されました。

現在は退職されて、ハンセン病の歴史を伝えるために語り部として活動をされています。ハンセン病回復者であることを隠しているわけではないけれども、必要がなければあえて話すこともしていない。その意味では「カミングアウトをしていない」と話された言葉が、いまだにある差別偏見を伝えていると思いました。

教員 柘植あづみ
2018年12月17日記す