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日々の社会学科ゼミから

2月8日に多摩少年院を参観させていただきました。
3年生が10人、2年生が4人参加しました。

参観の内容としては、少年院の説明、施設の見学、少年院で行われた運動会や出院式の様子を映像で見させていただき、最後に質疑応答の時間を頂きました。全部で約3時間と長い時間とっていただきました。

実際に参観をしてみて、参加した学生の多くから「少年院のイメージが変わった」との感想が出ました。私自身、一般的な学校とあまり変わらないところに驚きました。

11月に見学を依頼したところ、ゼミ生の授業の都合もあり、参観日が2月になってしまいました。施設内は寒く、外廊下も多いのでもっと早い時期に参観した方が良かったなと思いました。そのため、少年院に参観する場合は、早くから動くことをおすすめします。

(元森ゼミ3年 石渡千秋)

【ゼミ生の感想より】

・どこか「児童版の刑務所」というイメージが残っていました。しかし、見学してみると戒めるための施設ではなく、「社会へ戻れるように精一杯の支援をする施設」であることがよく分かりました。
・運動会や音楽祭があること、生徒と職員は親と子のような関係にあることなど、社会復帰をするための矯正教育であるために、学校のような場所であることを知りました。
・印象に残っていることは、高等学校卒業程度資格認定試験の受験に力を入れていることです。再犯する、しないは、安定した仕事に就いているかどうかが大きいとのことで、就職するにしてもほとんど高卒以上であることが、求められるから、少年院に入っている人の出たあとの生活を考えると、学歴を獲得することも必要になっているのだと思いました。
・もっと閉鎖的で隔離されたような空間で、その中だけで少年たちを矯正していくのかと思っていました。でも行ってみると、もちろん施設内に鍵はかかっているし窓の外に鉄格子はしてあるけど、塀は思っていたより低いし、地域の人たちとの関わりの機会もあって、普通の学校みたいでした。
・大学受験や一人一人に合わせた支援などは、社会にまた出ていくために現代のニーズに合わせたプランであって、出ていくときの映像からも素直な様子が伺え、単純にすごいなと思いました。運動会の様子からも全員がきちんと踊っていることが印象的でした。ここから、更生のために子どもと向き合う学校のような姿を見ることができたと思います。
・再犯防止も強くうたわれていたのですが、そこに関してはまだまだ日々進化しているのではないかなとも思いました。
※本年度ゼミでは、ほかに東京ドームシティアソボーノの見学、放課後NPOアフタースクールのボランティアに行きました。受け入れてくださった各施設に御礼申し上げます。 (元森)