明治学院大学

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日々の社会学科

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明治学院大学 社会学部 学部長
大瀧 敦子
社会学科 主任
石原 英樹

朝晩の風には秋の気配が感じられるようになりましたが、社会学部社会学科1年生の皆さん、保証人の方々には、お変わりなくお過ごしでしょうか。

9月21日から、いよいよ秋学期が始まります。社会学部社会学科では、より充実した学びが可能となるよう、教員一同準備を進めているところです。

そのような中ですが、この間、皆さま方から寄せられた授業形態についての疑問や質問に、お答えしたいと思い筆を執りました。

社会学部社会学科が提供する1年生向け科目については、秋学期についても春学期同様に、全面的にオンライン授業とすることを決定いたしました。この決定は、以下に述べる理由によります。

1.社会学科1年生向け科目のうち「社会学基礎演習」は、ビブリオバトル、プレゼンバトル、グループワークといった、学生同士がインタラクティブに発話をしたり、共同作業を行ったりする、小集団型の授業です。密を避けるよう注意していても、対面授業を実施した際のクラスター発生リスクは、他の多くの授業よりもはるかに高いと言わざるを得ません。1学年の大半の学生が同じ時間帯に集まり、2時限分を受講することを想定したとき、登下校や教室移動などを含めて密度の高い状況をつくらないことは難しく、また、時間差をもうけるなどの措置は、授業の妨げになります。

2.同じクラスの中のメンバーに、対面授業を強く希望する学生と、感染への不安等からオンライン授業を強く希望する学生が、どちらも含まれています。「社会学基礎演習」は1に書いた通り全員同時参加型の授業です。「社会学基礎演習」の各クラスで対面授業を行いながら、オンライン希望者にZoomで同時配信する方法は、物理的・技術的に非常に難しく、また学習効果の観点からも非常に非効率だと考えられます。

以上のような各種事情を熟慮し、社会学科の全専任教員が参加する会議において議論した結果、「社会学基礎演習」を含む1年生向け社会学科提供科目は、全面的にオンラインで実施することを決定しました。

しかし社会学科1年生の皆さんのなかには、4月以降一度もキャンパスへ足を踏み入れていない方も多いであろうことは、学部・学科として憂慮している点でもあります。

この点を補うため、社会学科1年生を対象に、皆さんの学習並びに学生生活への不安に教員が応えるため、横浜キャンパスにおいて、オフィスアワー(イベント)を設ける予定でおります。詳細は、ポートヘボンにて発表しますので、ぜひ、多くの方がこの機会を利用していただきたいと思っております。
また、横浜および白金キャンパスとも、7月1日より図書館の利用緩和が行われております。大学図書館は、まさに知と情報の宝庫です。ぜひ利用してみてください。1年生の皆さんには、大学生としての学びのためだけではなく、大学の空気を感じていただくためにも、一度足を運ぶことをお勧めします。

秋から冬にかけて、様々な不確定要因を抱えながらの大学生生活が続きます。それを見守る保証人の方々にも憂慮される点が多々あるかと存じます。何が正解かが見えない状況下ではありますが、社会学部教員一同、社会学科1年生の学びの保証に向け努力してまいりますので、ご協力とご理解のほど、重ねてお願い申し上げます。

2020年9月17日