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 茨木ゼミ(3年生実習指導A)では、2月23日に江戸川区瑞江にある障害者自立生活センターSTEPえどがわを訪問しました。

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STEPえどがわ:http://www.step-edogawa.com/

 当日は、代表の今村さん、また事務局長の土屋さんから、ご自身が障害を負い、自立生活センターでの活動始めるまでの自分史についてお話を伺いました。今村さんからは、受傷後、アメリカの先駆的なリハ病院の見学に行かれた話がありました。日本ではリハの過程で「あきらめること=障害受容」というプロセスになりがちだけれど、そこでは「障害者になっても今までやっていたことはできる。ただしやり方を変えることが必要」という視点での支援であったこと、そこから力が湧いてきたというお話を語っていただきました。土屋さんからは、リハ病院や入所施設での暮らしの体験と、そこから地域生活へ移行した際の様々なお話を伺うことができました。またご自身の体験から、地域の方に、障害のある人たちの暮らしを身近に知っていただくことが重要ということで、街のバリアの課題などについて子どもから高齢者まで、バザーやイベントなどを通して理解を促進しているというお話がありました。
 ゼミ生からは、自立生活センターなどで介助のアルバイトをしている体験から、地域で暮らすことの意義や、自立生活センターで活動している当事者以外の障害者の人たちの施設での暮らしも含めて、広く学びたいといった意見も出されました。

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 最後にSTEPえどがわが運営している自立生活体験ルーム(賃貸マンションの1室)を見学させていただきました。このマンションは、バリアフリー設計となっていましたが、さらにお風呂やトイレなどの改造が加えられていました。さまざまな自助具なども用意されていて、ここで親元や施設などから一人暮らしなどに移行するための体験をすることが可能となっていました。初めて家族以外の介助者の方の介助を受けながら、自立生活を学んだり、一人の時間を楽しむことが可能な場所として、身体障害の方だけでなく、精神障害の方の利用も増えているということでした。
 来年度は、4年生になり、ほぼ社会福祉士養成のための1ケ月の実習が予定されているゼミ生にとって、当事者が中心となる地域活動拠点での今回の体験は大変学ぶところが大きい1日となりました。