明治学院大学

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柘植ゼミ

柘植 あづみ(専攻領域:医療人類学)

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医療社会学/ 医療人類学 人が生きることと医療・科学技術の関係を社会学・人類学的視点から検討する

テーマの説明

人が生まれ、成長し、成熟し、老い、死ぬプロセスにおいて医療や科学技術がいかにかかわるのかについて、社会、文化、心理、法律、倫理、経済、ジェンダーなどの多様な側面から検討する。
例年 1.ハンセン病資料館見学、2.ゼミ合宿( 夏季休暇中) は全員参加の予定で実施している。加えて、自分の関心のあるテーマで開催されるシンポジウムやセミナーの聴講を推奨する。

※ ゼミ論、卒論等でインタビュー調査を予定している場合は最低限「質的データ分析」を履修しておくこと。

使用予定テキスト・主要な参考文献

ゼミで使う論文・資料はmanabaにアップする。自分で入手する書籍についてはその都度説明する。

ゼミのすすめ方

春学期には共通のテキストを使って、医療制度や健康・医療と格差について学んだ後にグループごとにテーマを設定して、調べ、発表し、議論していく。

ゼミ合宿では、賛否が分かれるテーマを決めてのディベートを実施する。テーマは話し合って決める。また、課題として本1 冊を読んで議論する。

秋学期には、各自の課題・ 問題を決めて、書籍・ 論文・ 資料を参考にして、テーマについて考え、発表する。

最近のゼミ論・卒論のテーマ: 新しい出生前検査・遺伝子検査・ゲノム編集について、脳死・臓器移植と受容者・提供者の心情について、代理出産や卵子・精子を他人から もらう生殖補助医療、子宮移植によって子どもを生むことについて、終末期医療と尊厳死・ 安楽死・幇助自殺等について、美容整形や痩身・脱毛などの身体変工について、新薬開発の治験に参加する理由、医療( 社会保障) 制度の国際比較/ 歴史、児童婚から考える開発途上国の課題とジェンダー、性暴力とジェンダー、強制的不妊手術と優生保護法、感染症と医療・ 社会、ハンセン病をめぐる差別と医療、FGM( 女性性器切除) への批判と文化などがある。

1月末にゼミ論文(8000字以上) を提出する。成績は、ゼミへの積極的参加、課題の提出とゼミ論文によって評価する。

社会学部生のための手引き集

学びのガイド

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