明治学院大学

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社会学部

社会学科

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佐藤 正晴

Masaharu Sato
教員紹介プロフィール写真
7-1112(ヘボン館11階)
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msato(at)soc.meijigakuin.ac.jp   (at)は@に入れ替えてください。
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近年の研究テーマ

「20世紀日本のメディア文化史」

20世紀後半の日本のメディアとジャーナリズムに関する社会学的研究がテーマです。特に日本の大衆文化・ポピュラー文化・娯楽・芸能について放送・出版・広告を重点的に研究しています。現在はアジア・太平洋戦争期以後に日本へ入ってきたアメリカ文化が日本の大衆文化に与えた影響、戦後日本の大衆文化形成における食品や玩具の社会化、及び20世紀日本の社会的事件においてメディアが果たした役割についてジャーナリズムの観点から取り組んでいます。

担当授業

主な学部担当授業

  • メディア史
  • メディア社会論

主な大学院担当授業

  • メディア社会学研究

主な業績

著書

  1. 第4章「言論・表現の自由史」田村紀雄/林利隆/大井眞二編(2004)『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために』(世界思想社)
  2. 第16章「職業としてのジャーナリスト、その労働者市場」田村紀雄/林利隆編(1999)『新版ジャーナリズムを学ぶ人のために』(世界思想社)

論文

  1. 「日本の流行形成に果たしたメディアの役割--1950年代のフラフープ・ブームの報道を事例として--」『明治学院大学 社会学・社会福祉学研究』162号(2024)
  2. 「戦後日本の食の社会化―ケチャップの誕生と宣伝を中心に―」『明治学院大学 社会学・社会福祉学研究』157号(2021)
  3. 「スーパーマーケットの誕生に関する社会学的考察-メディアとの関係性を中心に-」『明治学院大学 社会学・社会福祉学研究』146号(2016)
  4. 「1950年代の日本の食と新聞報道-「森永ヒ素ミルク中毒事件」を中心として-」『比較文化研究』113号(2014)
  5. 「戦後日本の食とメディア-第五福龍丸被災報道を事例として-」『比較文化研究』98号(2011)
  6. 「戦後日本における『料理番組』-1950年代の『奥様手帖』を中心に-」『比較文化研究』93号(2010)
  7. 「1950年代アメリカのテレビ番組が描いた家族像」『明治学院大学 社会学・社会福祉学研究』126号(2007)
  8. 共同執筆"Digesting Postwar Japanese Media" Diplomatic History The Journal of  the Society for Historians of American Foreign Relations ,Volume 29 Number 1(2005)
  9. 「90年代の近代出版史研究」『出版研究』31号(2001)
  10. 共同執筆"Negro Propaganda Operations':Japan's short-wave radio broadcasts for World War Ⅱ Black Americans "Historical Journal of Film, Radio,and Television, Vol,19,No.1,[1999]
  11. 「戦時下日本の南方占領と新聞キャンペーン」『年報社会学論集』第11号(1998)
  12. 「戦時下日本の対外宣伝における『黒人工作』」『マス・コミュニケーション研究』No.46(1995)

その他

  1. 『メディア用語基本事典(第2版)』(Ⅱ 現代情報化社会のキーワード「戦時宣伝」項目執筆 )世界思想社(2019)
  2. 『メディア用語基本事典』(メディア一般「戦時宣伝」項目執筆)世界思想社(2011)

社会的活動

  • 株式会社ジェイコム東京 港・新宿局 放送番組審議会委員(2020年~2024年)
  • 栃木県下都賀郡野木町情報公開制度運営審議会副会長(2016年~現在に至る)

メッセージ

◆受験生の皆さんへ

全国的にみて明治学院大学社会学科ほど社会学に関する専門科目が充実している社会学科はなかなかありません。ぜひ入学して多くの講義・演習の中からたくさんの刺激をうけてください。

◆在校生の皆さんへ

大学在学中に自分の顔と名前を一致して覚えてくれている教員を1人以上見つけてください。高校時代までだと簡単なことだったかもしれませんが、大学時代にはなかなか難しい。

◆卒業生の皆さんへ

卒業生に社会人生活と大学生活を比較してもらうと「大学生活の方が楽しかった」という答えが圧倒的に多いです。私自身が皆さんの楽しかった大学生活の「インデックス」のひとつになれればいいなあと思っています。

ゼミ紹介

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ゼミのテーマ:メディア史から読む現代のしくみ

佐藤ゼミでは、「現代のメディア史」をキーワードに現代社会の状況を明らかにすることを目標にしています。「現代社会と社会学の関係」について理解を深めることを基礎に、マス・メディアやSNSが現代の姿に行き着くまでにいかなる変遷をたどってきたのか研究をすすめてもらいます。

春学期:<メディアが作り出す現代の人気者研究>
2023年度の採用テーマ(発表順):AKB48、King&Prince、水卜麻美アナウンサー、プリキュア、かまいたち、コムドット、TWICE、永野芽郁

秋学期:<映画・テレビ番組に関する自由研究>
2023年度の採用テーマ(発表順):ラヴィット、すずめの戸締り、プラダを着た悪魔、ト-クィ-ンズ、千鳥かまいたちアワ-、翔んで埼玉、あのちゃんの電電電波、東京リベンジャ-ズ【実写版】

ゼミ合宿について:2019年度は沖縄県那覇市、2023年度は関西へ行きました。ゼミ合宿では行った先の魅力を伝える動画をグループごとに制作しました。

社会学部生のための手引き集

学びのガイド

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