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稲葉ゼミ

稲葉 振一郎(専攻領域:社会倫理学・公共政策論)

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社会倫理学・公共哲学

テーマの説明

4年次、演習2で各自の選んだテーマで自由に卒論を書いてもらうことを目標に、3年次、演習1では基礎固めを行う。ただし、当方ではフィールドワークの指導はほとんどできないのでご了承いただきたい。その観点から、3年次演習1の段階でも、他のゼミとの重複履修を歓迎する。

問題は何をどう基礎固めするのか、であるが、まずは1,2年の間に「社会学」の入門はある程度すませているという前提にのっとり、もう少し教養の幅を広げていただく。具体的には、ゼミ選考前後の宿題で、政治学、経済学、哲学を中心に、新書で5,6冊程度読みこなしてもらう。

春学期には応用倫理学の基本を学び、秋学期には参加者の希望に応じて、少し焦点を絞っていく。具体的には戦争の倫理学、開発援助の倫理学といった国際政治の倫理学か、あるいは人工知能・ロボットや宇宙開発等、先端技術による世界の変容と倫理学、といったテーマを取り上げる。

2016年度は人工知能・ロボットの倫理学に焦点を絞って行っている。

秋から4年次にかけては、英語のテキストを少しだけ取り上げる予定である。

哲学的な、何でも疑ってこねくり回す精神と、あくまでも実践的・政策的に、具体的な問題解決を重視する精神、そのどちらをも大切にしたい。

使用テキスト・参考書・論文等

候補としては既にあげたとおりだが、詳しくは参加者と相談のうえで決定する。
最近取り上げた文献は;

  1. 中江兆民『三酔人経綸問答』(岩波新書)
  2. 森政稔『変貌する民主主義』(ちくま新書)
  3. ポール・クルーグマン『経済政策を売り歩く人々』(ちくま学芸文庫)
  4. 平野克己『経済大陸アフリカ』(中公新書)
  5. スティーブン・ウェッブ『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』(青土社)
ゼミの進め方・ゼミ合宿など

普段のすすめ方はすでに述べたとおりであるが、これ以外にも適宜合宿等を行なう予定である。