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鬼頭 美江

Mie Kito
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7-1003(ヘボン館10階)
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mkito@soc.meijigakuin.ac.jp
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近年の研究テーマ

私の専門分野は、恋愛関係や友人関係などの対人関係です。

私たちは、どのような人を好きになり、恋愛関係や友人関係を形成するのでしょうか。また、どのような対人関係が長続きするのでしょうか。このように人が他者に魅かれるという対人魅力や対人関係の持続を規定する要因に関心があります。

近年、特に注目しているのは、対人関係に対する社会環境の影響です。対人関係研究は、これまで欧米を中心に行われてきました。しかし、どのような社会におかれた人々でも、関係相手に対して同じような感情を抱き、同じ行動をとるわけではありません。こうした対人関係の社会差を明らかにし、その社会差がなぜ生じるのかというメカニズムについて研究しています。

担当授業

学部担当授業

  • 社会心理学
  • 対人関係論
  • 数量データ分析
  • 社会調査実習
  • 専門書講読(外)
  • 演習1
  • 演習2(卒業論文)

主な業績

論文

  1. 1. Kito, M., Yuki, M., & Thomson, R. (2017) Relational mobility and close relationships: A socioecological approach to explain cross-cultural differences. Personal Relationships, 24, 114-130.
  2. Kito, M. (2016) Shared and unique prototype features of relationship quality concepts. Personal Relationships, 23, 759-786.
  3. 山田順子・鬼頭美江・結城雅樹 (2015). 友人・恋愛関係における関係流動性と親密性-日か比較による検討-実験社会心理学研究, 55, 18-27.
  4. Morry, M. M., Kito, M., & Dunphy, L. (2014). How do I see you? Partner-enhancement in dating couples. Canadian Journal of Behavioural Science, 46, 336-365.
  5. Morry, M. M., Hall, A., Mann, S., & Kito, M. (2014). A longitudinal investigation of the friendship model of relational interdependent self-construal. Journal of Social Psychology, 154, 401-422.
  6. Morry, M. M., Kito, M., Mann, S., & Hill, L. (2013). Relational- interdependent self-construal: Perceptions of friends and friendship quality. Journal of Social and Personal Relationships, 30, 44-63.
  7. Strauss, C., Morry, M. M., & Kito, M. (2012). Attachment styles and relationship quality: Actual, perceived, and ideal partner matching. Personal Relationships, 19, 14-36.
  8. Morry, M. M., Kito, M., & Ortiz, L. (2011). The Attraction- Similarity Model and dating couples: Projection, perceived similarity, and psychological benefits. Personal Relationships, 18, 125-143.
  9. Morry, M. M., Reich, T., & Kito, M. (2010). Relationship quality as a predictor of self- and partner-enhancement within cross-sex friendships, dating relationships, and marriages. Journal of Social Psychology, 150, 369-392.
  10. Morry, M. M., & Kito, M. (2009). Relational- interdependent self-construal as a predictor of same-sex and cross-sex friendship functions and qualities: The mediating roles of own and perceived friend's behaviors. Journal of Social Psychology, 149, 205-222.
  11. Kito, M. (2005). Self-disclosure in romantic relationships and friendships among American and Japanese college students. Journal of Social Psychology, 145, 127-140.

その他

  1. 鬼頭美江(2013年1月)北米での留学経験と帰国後の「留学的」ポスドク生活. 日本社会心理学会会報「若手会員、声を上げる」, 196号, pp. 8-9.

社会的活動

  • International Association for Relationship Research:Publication Committee Member(2016年~現在)
  • International Association for Relationship Research:Membership Committee Member(2012年~現在)

メッセージ

大学時代というのは、様々なことに挑戦したり、自分の興味・関心について、とことん追究していくことができる時期だと思います。学問であれば、関心を持ったテーマに関して、納得のいくまで調べてみる。学問以外でも、行ってみたい地域や何か気になる場所があったら、現地へ足を運んで、実際に自分の目で見てみる。大学生の間に、とにかく多くの経験を積み、自分が興味のあることを何か見つけて没頭してみてほしいと思います。

そうは言っても、自分の興味や関心、進むべき道が見えない人もいるかもしれません。そういう人は、まずは気の向くまま、目の前にあることに全力で取り組んでみてください。後で振り返ってみると、その経験が自分にとって大きな成長の糧になっていたりします。かつての私が、そうであったように・・・。

ゼミ紹介

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◆ゼミの内容

対人関係(恋愛関係や友人関係など)の形成・維持に関わる要因、および対人関係と社会環境が相互に与える影響について考えていきます。

恋愛関係や友人関係などの対人関係における心理過程および行動について考えていきます。特に、行為者の個人要因と関係相手である相手要因、二者を取り巻く状況・環境要因を包括的に捉え、特定の行動や心理過程が生じる原因を探っていきます。さらに、対人関係についての社会差を明らかにした上で、その社会差の原因を考察・検討していきます。

3年生のゼミでは、まず、対人関係研究に関する文献を読み、先行研究で見出されてきたことを学びながら、自分の関心のあるテーマを探っていきます。その後グループに分かれ、さらに文献検索を行い、グループごとに質問紙調査または実験を計画・実施し、ゼミ論を執筆します。4年生では、3年生で行ったグループ研究の経験を活かし、各自で卒論研究のテーマを決め、調査・実験を行い、卒論にまとめます。

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2016年9月 3年生ゼミ合宿
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2016年9月 3年生ゼミ合宿 グループ研究中間報告会
◆ゼミ研究発表会

2017年1月に、3年生と4年生の合同ゼミで研究発表会を行いました。3年生はグループごと、4年生は各自で1年間かけて行ってきた研究で得られた結果について発表してくれました。1年間を通しての学びや成長を学生自身も改めて実感できる発表会になったのではないでしょうか。今後、3年生は卒論研究、4年生は社会での活躍につなげていってほしいと願っています。

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2016年1月 3年生・4年生合同ゼミ 研究発表会