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岩永 真治

Shinji Iwanaga
教員紹介プロフィール写真
1-0716(本館7階)
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iwanagas@soc.meijigakuin.ac.jp
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近年の研究テーマ

第一に、(1)大都市都心部のまちづくり(ex東京都中央区月島地域、港区高輪・白金台地域、江戸川区西葛西、目黒区権之助坂・目黒川伝道地区、世田谷区下北沢)や、(2)国境地域の地域づくり(exバスク(フランス+スペイン)、フランドル(ベルギー+オランダ)、与那国(日本+台湾+中国)、西ウクライナ(ポーランド+ウクライナ+ハンガリー+ベラルーシ)が、グローバリゼーション下の地域自治体の政策やNPO、ヴォランティア活動の影響を受けながら、どのようになされているのかについて、調査研究をしています。とくに(2)の研究は、「欧州共同体(=欧州連合)」や「東アジア共同体」の建設など、グローバルな地域regionの形成との関連で分析をすすめています。

第二に、「空間の社会的生産」「社会の空間的生産」というテーマに取り組んでおり、このテーマに関連して、都市や建物の建築‐開発行為、趣味領域の社会的構築、音楽とコミュニティの関係、電子空間上の自己変容とコミュニケーションの問題など、幅広く研究をしています。 近年、この研究テーマは、第一の調査研究上の関心に関連して、(1)に関連しては、「東京オリンピック開催をめぐる再開発と品川駅を中心とした都心・城南地域の社会変容」として取り扱っています。また、(2)に関連しては、TPP(環太平洋経済連携地域協定)かASEAN+4(東南アジア諸国連合と日本、インド、中国、韓国)か、といった、「市場(=社会関係)」のグローバルな展開として、さらには「ユーラシア大陸統合へと向かう諸局面・諸契機」の問題として取り扱っています。

担当授業

学部担当授業

  • コース演習A/C
  • 表現法演習
  • 専門書購読(外国語)
  • 都市社会学・地域社会論A/B
  • 社会学特講A/B

大学院担当授業

  • 博士前期課程:都市と地域社会研究2A/2B・研究指導
  • 博士後期課程:研究指導(博士論文指導)

主な業績

著書

  1. 単著『グローバリゼーション、市民権、都市―へクシスの社会学―』春風社、2013年改訂版
  2. 共著『地域社会学の視座と方法』東信堂、2006年
  3. 共著『都市の美学』平凡社、1996年
  4. 共著『近代日本社会調査史3』慶応通信、1994年
  5. 共著『名古屋―第二の世紀への出発―』東信堂、1990年

論文

  1. "Globalization, Citizenship, and Rights to the City: Towards a Sociology of Euro-Asian Continental Integration."  Web Pages of the Japanese Association of Regional and Community Studies, 2016. 5.
  2. 単著「ユーラシア大陸統合の社会学―都市への権利と都市的なるものの未来構想―」明治学院大学『社会学部付属研究所年報』第44号、2014年
  3. 単著「地域性をグローバルに創造する―沖縄県与那国町における地域政策の構想と展開―」明治学院大学『社会学部付属研究所年報』第39号、2009年
  4. 単著「沖縄県八重山郡与那国町における地域政策の現状と課題―グローバルな地域性の創造とローカルな生活主体のあいだ―」明治学院大学『社会学部付属研究所年報』第38号、2008年
  5. 単著「ヨーロッパ統合のなかの地域社会―バスク語の現状と課題をめぐって―」明治学院大学『社会学・社会福祉学研究』第127号、2007年
  6. 単著「ヨーロッパ統合のなかの国籍と市民権」同『社会学・社会福祉学研究』第119号、2005年

翻訳

  1. 岩永真治編訳「<特集>民主主義、都市、市民権」明治学院大学 社会学・社会福祉学会編,Socially, 第9号, 2001年
  2. D・ディドロ 岩永真治訳「都市」同『社会学・社会福祉学研究』第110号、2001年

その他

  1. 単著(2018a)「ウクライナ通信(7)ウクライナの現在-<オレンジ革命>とその結末-」明治学院ホームページ「MG+」
  2. 単著(2018b)「ウクライナ通信(6)ウクライナとロシアの<微妙な関係>-戦争の記憶と反ウクライナ主義-」
  3. 単著(2018c)「ウクライナ通信(5)リヴィウのある居酒屋-ウクライナに栄光を!-」
  4. 単著(2018d)「ウクライナ通信(4)ウクライナの農村-フィールドワークから-」
  5. 単著(2018e)「ウクライナ通信(3)ウクライナの言葉とその表現-音韻論的二重言語問題について-」
  6. 単著(2017a)「ウクライナ通信(2)ウクライナの現代(modernity)-言葉、建物、車-」
  7. 単著(2017b)「ウクライナ通信(1)ウクライナの美しい街かどから-カフェ、ボルシチ、シャウルマ-」
  8. 単著(2016)「ここは、サルディーニャ!?」『きこう』No48。
  9. 単著(2015)「カタルーニャ地域の点描2014-ヨーロッパの片隅から統合の行方をみつめる(フィールドノート)-」『きこう』No47。

社会的活動

メッセージ

社会学は「社会科学」の一分野ですが、その探究の目標を達成するには、人文科学的な素養がとても大事です。わたしは、ドストエフスキー、ゲーテ、ルソー、ダンテ、シェイクスピア、古代ギリシアの著作家たちが大好きなのですが、それは、かれらの小説や文章が、人間と人間性、その歴史と社会の法則について深い洞察をあたえてくれるからです。

教員紹介プロフィール写真

人間を観察するとき、社会現象のなかに法則のようなものを直感的にわたしが把捉するとき―もちろん、それらは仮説にすぎず「実証」されなければなりませんが―、かれらの文章がどこかで役立っていることに気づくことが多いのです。人間に興味をもち、その心と生活に関心をよせ、そして人間として迷い、この世界になにかを求めているとしたら、あなたはもう、社会学を学ぶ学生として最初の一歩を踏み出しているといってもよいかもしれません。

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