大学に入学したとき、大学での学修は高校までとは違うという言葉を何度か聞いたことがあるでしょう。高校までと違って、みずから問題を発見し自らの力でそれを解いていくことが大学で学ぶことの本義だからです。
大学院での研究はさらに徹底しています。それぞれの専門分野において新しい問題を発見し、論理的かつ実証的に解決していく過程が大学院での生活のほとんどすべてです。
社会福祉学専攻を志望するみなさんの動機はさまざまだと思います。研究を続けたい。職業生活で生じた疑問を解決したい。仕事をするうえで学位が必要だ。地域での活動を行うため社会福祉について知っておきたい。等々。
動機はさまざまであってかまいません。しかし大学院在学中における研究生活の基本は同じです。
本専攻は、日本の福祉系大学院のなかで最も長い歴史と伝統があり、多様な分野のスタッフを擁しています。このため自分が専攻する研究テーマについてはもちろん、隣接分野や異分野における最先端の研究にふれ、研究遂行能力に磨きをかけることができます。
本専攻の修了生の多くは社会福祉の研究・教育・実践の場で活躍し、日本の社会福祉を支えています。社会福祉のプロフェッショナルとして、その一員に加わってみませんか。