6 月 22 日(土)ハイブリッド開催(オンラインと対面の同時開催)で第 34 回総会と特別講演会を開催しました。
1 総会
司会は社会学科 2 年生の内野優実さん、議長は教員の和気康太先生で進行いたしました。
まず、学内学会会長であり、社会学部長であられる新保美香先生にご挨拶をいただき開会しました。
はじめに、2024 年度の役員と運営委員の紹介が行われました。主任代行教員の和気康太先生、学生部会委員長の山本朱夏さん(社会学科 3 年)、卒業生部会委員長の堀込伸一氏よりご紹介いただきました。
次に、2023 年度の報告として、活動報告を、企画担当の佐藤正晴先生、編集担当の柘植あづみ先生、学生部会企画長の上野文華さん(社会学科 3 年)、堀込氏よりいただきました。その後決算報告を、全体会計については和気先生より、卒業生部会会計については会計監査役の菊地克之氏よりお話いただきました。
続いて、2024 年度活動計画を佐藤先生、学生部会副委員長の二見綾音さん(社会学科 2年)と卒業生部会編集担当の和田淳一郎氏よりお話しいただき、予算案について和気先生と学生部会会計担当の濱﨑さん(社会福祉学科3年)と堀込氏にご説明いただきました。
決算報告、予算案、規約改定について、参加者全員の賛同とともに、欠席の教員からの委任 19 通をもって、無事承認され、議事を終了することができました。
総会参加者は対面 41 名(教職員 4 名、学生 32 名、卒業生 5 名)、オンライン 2名(教員 2名)の合計 43 名でした。
2 特別講演会
第 34 回社会学部学内学会総会後、同じ会議室と Zoom 会議室のハイブリット型にて特別 講演会が行われました。講師には本学社会学部社会福祉学科准教授である三輪清子先生をお招きしました。講演会は「子どもと里親 〜地域社会における緩やかなネットワークの形成を目指して〜」というテーマの下、進められました。
三輪先生は、児童養護施設での勤務中、里親さんの元で生活した子どもの劇的な変化の様子を目の当たりにした経験を通し、子どもが家庭で過ごすことが子どもの成長に計り知れない影響を与えると感じ、里親についての研究を始めました。
2023 年には、全国の都道府県、政令指定都市、中核市、特別区にアンケート調査票を配布し、里親委託中と解除後の子どもと実親と里親の交流について、課題とメリットなどの調査に取り組んでいます。
ご講演後の質疑応答では、講演内で聞ききれなかった様々な質問が多く寄せられ、先生自身のことから子どもと里親の制度や彼らの感情についてより深く理解することができました。
特別講演会の参加者は 39 名(教職員 3 名、学生 30 名、卒業生 6 名)、オンライン 4 名(教職員 2 名、学生 1 名、そのほか 1 名)の合計 43 名でした。
講演会の内容にご興味のある方は後日、学内学会から出される機関紙、会報をご確認ください。
(社会福祉学科 3 年 濱﨑麻由)