明治学院大学

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社会学部

社会福祉学科

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ニューヨークで学ぶ!福祉開発フィールドワーク(担当教員:明石留美子)

2015年8月29日から9月4日まで、福祉開発コースの2年生9名とニューヨークに行ってきました。このフィールドワークでは、多様な社会福祉機関、国連、コロンビア大学大学院スクール・オブ・ソーシャルワークなどを訪問し、ニューヨークで実践されているソーシャルワークを包括的に学ぶと共に、子どもや高齢者への支援を計画・実践することを目的としました。

児童福祉機関で、子どもたちと一緒に日本のソーラン節を踊ります。日本から持参したおそろいの青いはっぴを着て子どもたちと踊ることは、その場の雰囲気を和ませるアイスブレーキングになります。その後は、子どもたちやスタッフの良いところを見いだしていくゲームなどを実践しました。

大学で学んだ傾聴やアクティブ・リスニングのスキルを基本に、日系高齢者の方々と面会しました。異国の地で日本文化を大切にされている方々に出会ったことは、多文化共生のあり方を考える機会となりました。

国連本部で。選挙支援部政務官に、開発途上国の再建における社会福祉の役割などについてインタビューしました。

コロンビア大学大学院スクール・オブ・ソーシャルワークの大学院生と共に。フィールドワークに参加した学生のほとんどが、将来は企業に就職し、福祉マインドをもって仕事に取り組んでいくことを希望しています。
コロンビア大学での「Stay with Why(なぜ、私たちはここに居るのだろう)」という最初の問いかけは、これから社会福祉をどのように学び、どのように活かしていくかを考えるきっかけとなりました。


スクール・ソーシャルワーカーのご自宅にお招きいただきインタビューを終えて。

今回のフィールドワークでは、多様な分野で活躍する10名のソーシャルワーカーに加え、チャイルド・セラピスト、精神科医、看護師、アート・セラピストに、ニューヨークのソーシャルワークについてインタビューしてきました。

帰国後の秋学期には、ニューヨークでのフィールドワークを分析し、結果を社会学部学内学会で発表しました。この発表を通して、社会福祉の学びのあり方、福祉マインドやグローバル・マインドの社会での活かし方について、参加者9名がそれぞれの答えを見いだしました。

(文章:明石留美子)

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