明治学院大学

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社会学部

社会福祉学科

社会福祉学科

社会福祉学科紹介

伝統の社会福祉学科

明治学院に社会福祉学科の前身となる学科(社会科)が設置されたのは1928年(昭和3年)のことです。本学科は、当時日本で最も早い時期に創設された「社会事業」を専門とする学科の一つであり、今日まで約100年間、日本の社会福祉の発展とともに歩んできました。
現代の社会福祉の源流の一つは、民間慈善事業家が実践した貧困世帯への家庭訪問、救貧施設、セツルメント運動であるとされています。それらの援助方法が「ソーシャルワーク」として確立され、社会福祉学の基礎が築かれました。また同時期には政府がおこなう医療や年金などの社会保険が発達し、万人のための社会保障制度が整備されはじめました。本学科は長らくこうしたソーシャルワークと社会政策について議論・研究を進める「社会福祉学」の発展に寄与してきました。
本学卒業生の一人である賀川豊彦も、セツルメント運動を通して労働者や貧困世帯の生活改善と社会改良をめざした人物です。こうした伝統に根ざして、現代においても各種の社会福祉現場、行政、社会貢献に関わる企業等に多くの卒業生を輩出し、社会福祉・福祉社会の形成を支えるという社会的使命を果たしていています。

教育目標

社会福祉学科の教育目標は、人間の尊厳と基本的人権の尊重・擁護を重視し、福祉社会の創造に貢献できる人間を育成することです。
本学科の社会福祉教育の特徴として、個別的・直接的な対人援助の思想・実践を学ぶことはもちろん、コミュニティ・社会・環境にアプローチし、社会変革・社会開発に関わる思想・実践を学ぶことにも力を入れています。この2つを「ソーシャルワークコース」と「福祉開発コース」という名称による学びのコースとして確立させ、カリキュラムを体系化しています。これらにより、社会福祉専門職として対人援助に関わるソーシャルワーカーはもちろん、広い視野で"Do for Others"(本学の建学精神)を実現する世界・社会・企業に貢献する人間を育成します。

社会福祉学科の強み

明治学院大学の教育理念である"Do for Others"を体現する学科として、人間の尊厳と人権の尊重を大切にし、社会福祉の知識と技術ばかりでなく、価値・思想・哲学に根ざした人間教育をおこなっています。また、国際性・創造性を重視する明治学院大学のリベラルアーツ教育を基礎に、グローバリズムと多様性という視点をもって社会福祉にアプローチしています。
ソーシャルワーカーの養成に関していえば、幅広い領域にわたる社会福祉現場をリードする社会福祉専門職を排出してきました。全国のさまざまな社会福祉の現場(事業者、行政、企業、NGO・NPO等)で膨大な数の卒業生が活躍しており、実践者はもちろん、管理職、施設経営者、政策策定者となって日本の社会福祉を支えています。
こうした卒業生とのコネクションを強みにして、実習教育での指導、講義へのゲスト招聘、講演会等による交流も盛んにおこなっています。それらの現場や卒業生との縁が卒業後の就職につながることも多くあります。さらに研究者の養成にも力を入れており、社会福祉学の発展に貢献する研究者を多く輩出しています。

カリキュラムの特徴

社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格取得のためのカリキュラムに縛られず、全国でも有数の多彩な講義科目と演習、そしてフィールドワーク、社会福祉調査実習、インターンシップ等のオリジナルの参加型プログラムを用意し、単位としています。
1年次には少人数の演習(ゼミ)に所属し、教員やクラスメイトと近い距離で大学での学びの基礎を身につけていきます。また2年次からは「ソーシャルワークコース」か「福祉開発コース」を選択し、それぞれの学びを深めます。
ソーシャルワークコースでは、社会福祉士もしくは精神保健福祉士国家試験受験資格を得ることができ、国家試験のための対策講座も実施しています。ミクロな対人援助の方法からマクロな地域・政策・行政の課題まで幅広い学びを深めることができます。実習教育には特に力を入れており、2年次に約2週間の実習、4年次に約5週間の実習をおこなっています。実習をフォローし、事前事後学習を進めるための少人数の演習(ゼミ)を豊富に用意しています。
福祉開発コースでは、社会福祉専門職による支援だけでなく、広い視野による"Do for Others"のあり方とその可能性について学びます。「グローバル協働エリア」「コミュニティ創生エリア」「社会イノベーションエリア」という3つのエリアを設定し、履修モデルとして学びを誘導しています。これに加えて、教職課程を選択すれば、社会福祉学と教育学の双方を見渡した学びを基礎に、中学・高等学校教諭(公民)および特別支援学校教諭(一種)免許状を取得することができます。
いずれのコースでも、児童福祉論、障害者福祉論、高齢者福祉論といった社会福祉学の基礎となる分野論を学ぶことができ、さらに国際福祉論、社会起業論、学校ソーシャルワーク論、障害児・者心理学概論、共生社会の理解といった豊富なオリジナルの講義科目を履修できます。さらに、海外留学をめざす学生や、国際援助・多国籍企業等で活躍する卒業生も多いことから、「Social Welfare in English」等の英語で社会福祉を学ぶ講義も開講しています。

*カリキュラムの特徴については「カリキュラム」もご参照ください。

社会学部生のための手引き集

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