新保ゼミの2年生、3年生・4年生のゼミでの学びの様子をご紹介します。
2年生は、ソーシャルワークの基礎を学びます。1時間目の基礎実習のクラスでは基礎実習の事前準備、事後の振り返りとスーパービジョンを行っており、6時間目のソーシャルワーク演習のクラスでは、ソーシャルワークの援助・支援の基礎知識、技術を学びます。
3年・4年次のゼミは、公的扶助分野に関心のある学生が履修し、4年生の夏休みに、生活保護施設、福祉事務所、ホームレス自立支援施設で実習させていただいています。
~春~
春学期には、2年生のゼミがスタートします。1時間目は、毎回、朝から元気に、実習に向けての学びを始めていきます。6時間目は様々な演習を体験し、時には、ゲストを招いて、実際の支援について学びます。
(1時間目 基礎実習のメンバー) (6時間目 ゲストを招いての演習です)
~夏~
夏休みに、2年生は6日間、4年生は23日以上、施設、相談機関で実習させていただきます。実際に、支援が行われているフィールドで学び、学生たちは、大きく成長してキャンパスに戻ります。
~秋~
秋学期から、3年生の演習が始まります。10月には、明治学院大学の合宿所「黎明館」で、卒業生にも参加していただいて、合宿を行います。先輩の姿にふれ、将来を真剣に考え始めるきっかけとなる合宿です。
秋学期の大きなイベントは、4年生の「実習体験報告会」です。4年ゼミのメンバー全員が、実習で学んだことを報告します。3年生も参加して、次年度に向けた準備を始めます。
報告会には、実習先でご指導いただいた実習指導者の方々もお招きします。豊かな経験を持つ実習指導者の方々に、こうして、丁寧にご指導いただけることは大変ありがたく、ソーシャルワーカーを目指す学生たちの大きな力となっています。
~冬~
4年生は、1月の初旬に卒業論文を提出するとともに、下旬には、社会福祉士の国家試験を受験します。それぞれ、準備に時間もかかり大変ですが、大学生活4年間の総まとめをする中で、卒業後、ソーシャルワーカーとしてそれぞれの場で実践するための力を蓄えます。
それが終わると、3月には卒業式を迎えます。卒業後、6月の土曜日にはキャンパスで再会し、近況の報告をするのが恒例です。卒業生とのつながりは、卒業後もずっとずっと続いていきます。それが、社会福祉学科、そして新保ゼミの宝物です。