本年度は、「仕事の未来」というテーマのもとで、現在、そしてこれからの福祉と労働のあり方について26名がゼミで勉強しています。今年度は、比較的履修者が多いため、グループでの報告やグループワークを中心となりますが、グループなどで積極的にコミュニケーションをとっている姿が印象的です。春学期には、BI導入の是非、性別役割分業の是非という二つのテーマについてディスカッション方式で学習を重ねました。また、秋学期では、夏休みに読んだ文献についてのビブリオバトルをはさみつつ、最終レポートの執筆に向けて、個別研究を進めています。テーマは多様でワークライフバランス・仕事の新しい形態などの現代の仕事の問題に限定されず、教育やAI の福祉への活用、消費の在り方の変化など多岐にわたります。これから、個別研究の成果を報告会が続きますが、そこでの議論を踏まえて、よりよいレポートが執筆されることを期待しています。
(文責:米澤 旦)
**学内学会発行『Socially』27号より転載**