明治学院大学

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社会学部

日々の社会学科

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野沢ゼミ合宿でのディベート体験

9月10日から12日の2泊3日、伊東で野沢ゼミ合宿を行いました。3年生と4年生、それに社会人大学院生、野沢先生を含めた20人が参加しました。

野沢ゼミの合宿は勉強づくしでハードな合宿だと聞いていたので、行くまでは不安もありましたが、着いてからは勉強ももちろんですが遊びの面もとても充実しており、あっという間の2泊3日でした。

1日目は、まず4年生の先輩方の卒論研究の中間発表を聞かせていただきました。先輩方のテーマはそれぞれ個性的で私たち3年生も楽しみながら聞くことができました。また、研究方法なども聞くことができ、自分たちはどんなテーマの卒論にしようかと考えるためにもとても参考になりました。

夕食後には、2日目に予定されているディベート大会に参戦するグループに分かれて、「日本は離婚後の共同親権を認める制度を導入するべきである」という論題について多角的に考えていきました。私のグループは、欠席者もあり、他グループよりも1人少ない4人でした。しかも、そのうち3人がディベートに慣れていない3年生という状況でした。しかし、この4年生の先輩が進め方を教えてくださり、リードしてくださったおかげで、無事に準備を進めることができました。

2日目は、朝食後に少し昼寝をしてからのんびりグループで集合しました。ディベートへの最終準備はメンバー全員ぎりぎりまで準備をしていましたが、4年生の先輩への安心感が大きすぎて、私たち3年生は本番への不安もあまりなかったのです。しかし第1戦の他グループ間のディベート対戦を観戦したところ、どちらのグループもとてもよく準備されていて驚きました。しかも3年生が活躍していたのです。「このままで私たちは大丈夫かな」と不安になってきました。そして「4年生の先輩に頼りきってはいけない」と気づいた私たちのグループの3年生も、真剣に直前の調べ直しをしました。

そして、私の参加した第2戦の始まりです。私の出番がついに来たとき、想像していた以上に頭が真っ白になりました。上手く話せませんでした。けれども、先輩が作ってくれたスライドやアドバイスのおかげでどうにか勝つことができたのです。

決勝戦では、初戦と変わらずに肯定側の立場でディベートをしました。変わらない立場だからこそ、もうこちらの戦術は相手に知られているという状況です。どういった切り口で議論を進めていくかを考えるのがとても難しかったです。にもかかわらず、両グループのひとりひとりが全力で臨んだ対戦だったと感じました。審査投票の結果、私たちが優勝しました。そして喜びと達成感を味わうことができました。

その日の夜は海岸に行き、全身が濡れるまで水遊びをしたり、花火をしたりして楽しみました。その後、全員で飲み会を開きました。3年生同士はもちろんのこと、先生や先輩方とも普段よりもたくさんお話しすることができ、とても楽しい時間でした。

確かにハードではありました。が、充実感があり、それぞれの成長が実感できた合宿となりました。

(野沢ゼミ3年生 佐藤萌)

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1日目夜、グループごとのディベート作戦会議

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ディベート大会決勝戦の一コマ

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3日目の朝、集合写真

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