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【ゼミから】野沢ゼミ2024年度卒論・修論発表会、そしてゼミ論集完成

少し時間が経ってからの報告になりますが、2025年1月29日に、白金キャンパスの教室で、野沢ゼミ卒業論文発表会を行いました。野沢ゼミの4年生5名の卒業論文と大学院生1名の修士論文の成果が口頭報告されました。

野沢ゼミ卒業生の3名が教室に駆けつけてくれたほか、ゼミの3年生も報告に耳を傾けました。4年生の一部が3年次にゼミでご指導を受けた(研究サバティカル中の)元森先生もご参加くださってコメントをいただきました。参加者から、かなり突っ込んだ質問やコメントが飛び交い、熱い議論が展開して3時間強が瞬く間に過ぎました。夕方からは、3年生が準備してくれた餃子のお店で打ち上げの会をしました。お疲れ様でした。

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★発表会の様子

報告された卒論・修論のタイトルは次の通り。

【卒論】
・仮放免クルド人の学生たちが受ける苦難・ヘイトについて―当事者、支援者の語りから見える現状
・在日朝鮮人新世代の生き方
・学習支援事業のジレンマとは何か―学力と居場所づくりの関係を考える
・発達障害児の福祉サービスにおける光と影―福祉サービスを利用していた当事者の視点から見る
・家庭に困難を抱えることの不利益―構築主義の功罪と子どもが打算的に利用する家族へ

【修士論文】
父親の育児行動と育児ネットワーク―東京都心部の育児する父親を対象に

そして、卒業論文と修士論文を掲載した『2024年度野沢ゼミ卒業論文・修士論文集』が、4年生チームによる編集・デザイン作業を経てついに完成しました。卒業式の日に卒業生・修了生の皆さんに手渡すことができました。

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★ゼミの論集バックナンバーに新たな一冊が加わった

オリジナルな考察と結論に向かって進み続けた今年度のゼミ生たちの研究は、実にスリリングでした。その成果は、後続世代の学生たちにとって大きな指針となると信じています。

(ゼミ担当教員:野沢慎司)

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