明治学院大学

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社会学部

日々の社会福祉学科

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松原康雄名誉教授(前学長)の最終講義が開催されました

明治学院大学で41年間にわたり、社会学部社会福祉学科教員および明治学院大学学長を歴任された松原康雄先生が、2020年3月をもって定年退職をされました。
新型コロナウイルスにより残念ながら延期となっていた「最終講義」が、1年半を経た2021年10月23日、秋晴れの白金キャンパス2号館にて開催されました。

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講義は、教室での対面形式とzoomによるオンライン配信の併用により実施されました。
約180名の方々から事前申し込みがあり、教室には多くの卒業生、教え子、研究者、関係機関の方々が集い、温かい雰囲気に包まれました。

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最終講義のタイトルは「システムと人をつなぐ」。
松原先生の研究の出発であるメアリー・リッチモンドの援助理論を基礎に、制度とクライエントをつなぐソーシャルワーカーの役割が再確認されました。
またそれは、一貫して社会福祉の実践現場・ソーシャルワーカーとのつながりを大切にしてこられた松原先生の研究・教育スタンスが伝わるお話でした。

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講義後には、村田玲音明治学院大学学長、市川一宏ルーテル学院大学教授をはじめ、卒業生等からご挨拶があり、花束贈呈のあと、最後は教室に残った方々による記念撮影で締めくくられました。

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コロナ禍により人々が集う機会が絶たれるなかで、人を「つなぐ」ことの意義を教えてこられた松原先生の思いが伝わってくる会となりました。また実際に「つながること」の安心感や温かさを肌で感じることのできる、心に残る最終講義となりました。
松原康雄先生、長い間本当にありがとうございました。

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