社会福祉学科2年生・金子ゼミの「福祉開発フィールドワーク」として、港区芝地区のフィールドワークと地域交流拠点「芝の家」の訪問をおこないました。
港区芝(三田)にある「芝の家」は、地域の人々が自由にコミュニティづくりにかかわれるオープンな活動拠点です。多世代交流の場であり、カフェやアトリエなどの多彩な機能も果たしており、「まちの居場所」となって親しまれています。
参加したゼミ生5人は、芝の家スタッフの話をうかがったうえで、周辺散策に出かけました。
同地区は、古い住宅街・商店とオフィス街が混在する不思議なエリアです。そこで、都市における社会的孤立、住民交流、まちづくりの課題等について理解を深めました。
巨大なオフィスビルに挟まれて、東京タワーが小さく見えました。「あんなに小さかったっけ?」と話しながら、ビルの谷間に残された商店や路地を散策しました。
旧薩摩藩邸跡の碑。東京にはなぜ大名屋敷跡がたくさんあるのか?「そういえば日本史でやったかも...」という話題も。
自分が住んでいる家の近くにもこうした地域活動拠点があったらどう活用できるか、地域の何が変わるか。今後のフィールドワークの事後学習として話し合っていきたいと思います。