明治学院大学

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社会学部

日々の社会福祉学科

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北海道・利尻島でワーキングホリデーを体験

社会福祉学科3年・齋藤優奈です。私はソーシャルワークコースで榊原ゼミに所属しています。ゼミで地域福祉を学びながら、コミュニティ創生論の河合克義先生との出会いをきっかけに、2023年2月6日から13日の1週間、心理学部心理学科2年の吉田和佳奈さんと共に、北海道利尻島東部の利尻富士町に滞在しました。

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これは、大学のある港区がおこなっている「宗谷版ワーキングホリデー」という連携・交流事業によって実現したものです。
利尻富士町は、高齢化率35.9%、「ひとり暮らし高齢者の割合」も21.7%で、とても高くなっています。
今回、町役場や町社会福祉協議会のサポートを得ながら、一人暮らし高齢者宅の除雪作業や地域住民の方々との交流会などをおこないました。

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また、ホッケを一から調理した「てづくりしり」体験、スノーボードに似た「雪板」の体験、「サケふ化場」の見学など、短期間でたくさんの体験をすることができました。

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(地元の人でも除雪車に乗る機会はないそうです)

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(スノーシューで標高444m「ポン山」までトレッキング。「ポン」とはアイヌ語で「小さい」という意味です。登山途中には、「利尻富士」が見えました。)

最終日には、お世話になった方々が「冬のやきやき」(BBQ)を開いてくださいました。島の名産である、ホタテやホッケなどを贅沢にいただきました。

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大学に戻ってからは、「利尻町定住移住支援センター」などの見学から学んだことをふまえて、島外出身者が利尻への移住を決める要因について分析し、報告会をおこないました。移住する人でなくても「関係人口」を増やすことが大事だということも発見しました。
今回の滞在を通して、自然と共生して生きるという生き方について知りました。そして地域への「愛着」によって生きがいが育まれ、暮らしの質が高まることを学びました。そして「心」次第で生活が豊かになれることを体験できました。関わってくださった方、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!

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