和気康太先生ご担当の社会福祉調査実習では、今年度、年間を通して「子どもの貧困」と「子ども食堂」をテーマにした調査研究が進められました。
授業では、事前準備として調査票の作成、半構造化インタビューの方法の確認など、様々な調査研究の進め方を学びました。
その後、事前準備をふまえ、現地調査として、まず地域の子ども食堂をサポートしている大田区社会福祉協議会を訪問し、社協ワーカーに運営の実態や課題等についてヒアリングしました。
大田区内には、子ども食堂の元祖と呼ばれる「だんだんワンコインこども食堂」(代表:近藤博子さん)があります。現地調査として、このだんだんを含む、大田区内4ヶ所の子ども食堂(感動こども食堂、ほっとねっとキッチン、おおたラーメン食堂)の実態を調査しました。
それぞれの訪問先では、参加する子どもたちとゲームをして遊ぶ場面もありました。
そして年間のまとめとして、年度末の実習報告会を開催し、各担当者から研究成果の報告がおこなわれました。
最後は和気ゼミ「W」のポーズで年間の調査実習の授業が締めくくられました。