2016年9月10日~17日の約1週間、福祉開発フィールドワークの授業でカンボジアに行ってきました。今年度、学生の皆さんとカンボジアを訪れるのは2年ぶりでした。その間のカンボジアの発展は目覚ましく、英語も普及していました。たくさんの経験をし、学習成果も発揮して盛りだくさんの楽しいフィールドワークでした。
カンボジア・フィールドワークの目的は、遊びを通じて児童養護施設の子どもたちを支援することと、質的調査を行うことの2つです。子どもたちは、遊びを通して、自己を表現し、癒され、社会のルールや他者との関係を学んでいきます。子どもたちと比較的年齢の近い大学生と遊ぶことは、子どもたちにとって重要な意味があります。
カンボジアの子どもたちの成長やチームワークをサポートできるように、学生たちは日本で「遊び」について社会科学と発達心理学の観点から学び、練習を重ねます。
イギリス人の先生を招いた遊びについてのワークショップ
学生たちで組み立てた、目的のある遊びを子どもたちと一緒に。
質的調査では、子どもたちへの遊びの影響を評価しました。
王立プノンペン大学の学生さんたちとのトーク・セッション。盛りだくさん研修でした。